2月26日土曜日です。
昨日、無事不動産屋さんのマンションの内覧が終わりました
24日にもう一社来るはずだったのですが、なんとコロナ感染されたため、延期に!!!
ほんとにコロナ流行ってます…。
マンションの件に関してはまた記事にするかもしれませんが、予想よりも高く売れそうな査定にひとまずホッとしました
さて、今日は双極性障害の内服治療について書いていきたいと思います。
双極性障害よりも躁うつ病と言った方が名の通りが良いかもしれません。
私は2015年にうつ病と診断され、内服治療を続けてきましたが、なかなか良くならず、最近双極性障害と確定しました。
現在は自分の疾患とどう付き合っていくか模索中です。
今日ご紹介する本は、前職に勤め始めたばかりの頃購入した本です。
買って満足して読み込めていませんでした
『もっと知りたい双極性障害』(加藤忠史監修)
こちらシリーズの二冊目のようです。
基本編となる一冊目がこちら↓
ご紹介した本がわかりやすかったので、こちらも購入しようと思っています
ご紹介した本では、双極性障害に用いられる治療薬についてわかりやすく説明されています。
私が今飲んでいるのは、8のルラシドン(ラツーダ)です。
20代に一度目のうつを経験した時は1のリチウム(リーマス)を飲んでいました。
今思うと、この時点で双極性障害を発症していたのでは…?と思いますが、気分循環性障害だったのかな…。
20代の時は半年ほどの内服治療と生活環境を変えることで寛解し、そこから38歳でうつを再発症するまでは特に治療していませんでした。
寛解とは、いわゆる『治った』状態です。
精神疾患は高血圧や糖尿病と同じく一生付き合っていくものなので、『完治』という表現は用いません。
2015年にうつ病と診断され、レクサプロという抗うつ薬を使用していました。
レクサプロは確かにうつには大きな効果を示しますが、気分が高揚しすぎるのがおかしいな、と思っていました。
20代の時も抗うつ薬を内服して上がりすぎたことがある経験から、20代の時に見てもらった病院に変えて相談したところ、レクサプロと併せて3のバルプロ酸(デパケン)が処方されました。
レクサプロで気分の落ち込みを回復させ、バルプロ酸によって気分の波をコントロールさせる作戦でした。
けれど、バルプロ酸(デパケン)による気分の波のコントロールはあまり効果が感じられず、上がったり下がったりしていました。
その割にバルプロ酸を飲むと眠気がでたり、頭がボーっとする感じでした。
⚠️薬の使用感には個人差があります。あくまで私の場合は、です。
通院しづらかったこともあり、ここでまた病院を変えましたが、3つ目の病院でも2つ目の病院で処方された内容と同様の処方をされました。
そして、「あなたの場合は病気というより性格的な要素が大きい。今の仕事は合ってないから辞めたらどうですか」と言われました。
3つの病院にかかっても良くならない。
気分の波のせいで何回も職を失っている。
薬の影響で変に波が出るなら飲まない方が良いのかもしれない。
そう思い、2021年8月に仕事を辞めてからは通院をやめ、自力で治そうと思いました。
けれど、2021年9月から12月にかけて寝込むことになりました。
夫の病気のことがあり、やはり病院に頼って治療しようと思って2022年1月から4つ目である今の病院にかかりました。
ラツーダ20mgが処方され、飲み始めて1週間くらいして抑うつが改善しているのを感じました。
うつは楽になっていますが、レクサプロを飲んだ時のように一気に上がるような感覚ではありませんでした。
「これはいけるかも」と思いました。
2週間内服して、もう一歩、という感じだったので相談したところ、30mgに増量になりました。
30mgに増やしてまた1週間ほど経つと、今度は元気になりすぎている感じがしました。
そこで早めに受診して20mgに戻していただき、今は良い感じで過ごせています
今は仕事という負荷がない状態なので落ち着いているというのはありますが、今後もラツーダを軸に治療していくことになると思います。
私は4つの心療内科にかかり、ようやく治療のスタートが切れました。
井上智介医師の記事はいつも必要な内容をとてもわかりやすく伝えてくださいます。
以前にもリブログさせていただきました。
ちなみにこの記事を書いたとき、仕事を二つ掛け持ちしていて、18連勤とかしてる…。怖っ。
今回の記事を書こうと思って気づき、びっくりしたことがあります。
私が最近自分の気分の波を把握するために愛用している手帳が、ご紹介した本を監修されている加藤忠史医師の監修で作られたものだったのです。
この手帳、自分の状態を把握したり振り返ったりするのに凄く便利なのです
内服薬は大切ですが、双極性障害は内服だけで治療が完結するものではないと実感しています。