没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術
(吉田尚記 著)


こんばんは
今日は昨日の記事で書いたように、没頭”についての記事ですニコニコ


今日ご紹介する本は、ニッポン放送アナウンサーの“よっぴー”こと吉田尚記さん書かれています。

実はこの本は、彩ふ読書会のブカツの一つであるビジネス・自己啓発書部の2月の課題本です。

12月の課題本


私は今回『没頭力』が課題本になるまで、よっぴーさんの存在を知りませんでした。

彩ふ読書会に参加されている方はそもそもかなりの本好きで読書に「没頭」されているわけですが、それ以外にも何かに没頭されている方が多く(その筆頭は、宝塚歌劇団をこよなく愛するヅカ部、ヒーローに胸を熱くする特撮部かな、と思います爆笑)、【好き】というパワーって凄いキラキラキラキラキラキラと、見ているこちらがワクワクしてきます

自分が知らなかった世界を知る機会になり、自分の世界が広がるのを感じますラブラブラブラブ



ちなみに、自分が1番何かに“没頭”していると感じるのは、ブログを書いているときです

文量と更新ペースに驚かれることが多いのですが、私はひと記事にかける時間はだいたい30分〜1時間くらいです。

めちゃくちゃ集中して書いていて、ある意味瞑想状態になり、ゾーンに入ったときはめちゃくちゃ気持ちいいです爆笑
ゾーンに入る状態は、『没頭力』では“フロー”と表現されています。


記事を書くのは朝が多いのですが、それは朝だと誰にも邪魔されず、集中できるから。
HSP気質の私は何かに集中するためにはひとりじゃないと難しいので…。
何かしたいのに誰かに話しかけられたりすると、ひといちばい気が散ってしまって、何かをしたい気持ちとのせめぎ合いでストレスを感じます。

毎朝5時前後に起きるのですが、多分それは、「よし!あの記事書くぞ!!」とワクワクして目を覚ますからウインク

家事をしたり、皆さまのブログに遊びに行かせていただいたりした後、その日の気分で選んだ好きなお茶を飲みながら、気分に合わせた音楽を聞き流しながらブログを書いています


ブログを始めるまでは、私は完全な夜型生活で、朝はギリギリまで寝ていたい派でした。
ブログを始めるようになって朝活派になり、毎日のスタートが心地よく切れています爆笑
たまに書くのに没頭しすぎて、仕事の準備をする時間が足りなくなり、ギリギリになるのが玉に瑕ニヤリ
最近はキリがいいところで切り上げて、夜に推敲して記事を更新するスタイルにしています。
結果、記事がより長くなるのですがニヒヒ


時には朝夜一つずつ、休みの日なら最大4つ記事を更新しますが、書いているうちに自分が漠然と考えていることが形になっていくのが最大のカタルシスなのだと思います爆笑




今回ご紹介する本も、どんな“没頭”が見れるのか、ワクワクラブラブラブラブして読みました爆笑

最初から共感の嵐でしたキラキラキラキラ


今でこそ興味があること、やりたいことが山のようにあって時間が足りない私ですが、ほんの数年前までは無趣味なのを悩んだりしていました。


それは、自分を楽しむことをしていなかったからだと思います。

著者のよっぴーさんも大学4年生のとき同じような状態で、TSUTAYAで何かを求めて6時間立ちすくんだエピソードから本は書かれています。

本のなかから印象に残った言葉を引用していきます。


星「なんとなくつまらない」とか「漠然とした不安」。こういう感情を完全に消し去ることはできなくても、それを忘れているときって、割と身近にありませんか。
 それは何かに「没頭」しているとき。何かに夢中になって没頭しているときって、つまらなくもないし不安でもないですよね。
(中略)
 そこで「没頭」という言葉を掘り下げてみると、「ポジティブ心理学」という学問にたどりつきました。
 「ポジティブ心理学」というのは、1990年代の終わりに、全米心理学会長のマーティン・セリグマンという心理学者が提唱した新しい学問分野です。そこで彼は人間が幸福を感じるための要素は「快楽」「意味」「没頭」であると定義した。
「没頭」は幸福の一要素。そこで僕は「おお!」と思ったんです。


星ここで、ちょっと視点を変えてみます。人生の究極の目標って、なんだと思いますか?
(中略)
 そこで僕が考えたのが、これです。
人生の究極目標は、“上機嫌”でいること」。
(中略)
 でね、その「上機嫌な状態を目指す」ことって、没頭している時間を増やすことで、誰にでも実現できるんじゃないかと思うんです。「没頭」って、「快楽」や「意味」よりも具体的で対象を選ばないから。「没頭」をうまく使えば、フワッとしたイメージ論で済ませるのでもなく、社会システムのような外部に頼るのでもなく、自分の手元で「上機嫌な状態」をコントロールできるんじゃないだろうか。
 要は「人生を上機嫌で過ごす方法を論理的に考えたい」ということ。論理的っていうのは別の形でいうと、誰にでも再現できる形で、ということです。



よっぴーさんは「没頭」についてより考えるために放送作家の倉本美津留さん、精神科医の斎藤環さん、精神科医・行動療法士の原井宏明さん、ゲームクリエーターの桜井政博さん、予防医学者の石川善樹さんに話を聞きにいかれ、その話から『没頭力』を執筆されました。


石川善樹さんとのお話のなかで、 「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」ということを書かれているんですが、それは私が先に書いたことそのままだな、と思いました。

ブログを書きたくて朝ワクワクして目覚めて、仕事をして充実感を覚えて1日の締めにブログを更新することで満足して眠る。
ブログを始めたことで「没頭するテクニック」を知らず身につけていたのかな、と本を読んで思いました。


また、よっぴーさんはこんな風にも書かれています。
星 「好きなことだけして生きていけると思うな」って言い回しがありますよね。僕はそれって変だと思う。むしろ、好きなこともしないで生きているって変じゃないですか?
(中略)
 だから僕は「好きなことだけして生きていけると思うな」という台詞には、「好きなことばかりしないで、生きているつもりなのか」と返したいんです。


あと、「仲間外れではなく、仲間探しをしよう」という言葉や、不安は没頭の入り口であるという言葉が印象的でした。


没頭するということはどういうことなのか、没頭する仕組みを考え、没頭するテクニックを手に入れることについて、様々な角度から考え、色々な方の言葉をとりあげながらまとめられていて、“没頭”しながら読める一冊でしたニコニコ

没頭することは一つだけではなく色々あるとより人生を楽しめるということも書かれていて、私もこれから仕事やブログ以外のどんなことに没頭していけるかな、と、これから先の自分の人生が更に楽しみに思えてきましたニコニコラブラブラブラブ




“没頭”について考えるとき、私はアスペルガー症候群を思い返します。

アスペルガー症候群についての本を先日記事にしました。
こちらの本はアスペルガー症候群の特性を知ったり、日常生活を円滑に送るためのサポートがとてもわかりやすく書かれているのですが、一つだけ要望があります。


それは、アスペルガー症候群であることのメリットについてもう少し触れてくれていたらいいな、というものです。


リブログした記事で発達障がいについての書籍が溢れてブーム化している、ということを書いたのですが、あえてブーム化と書いたのは、出版されている本はすべて正しい知識で書かれているのか?という疑問と、アスペルガー症候群で生きる困難さにのみ焦点を当てているものはないか?と思うからです。


アスペルガー症候群は、“没頭”の天才だと思います。


何かに夢中になる力は、定型発達のひとを凌駕します。

医師や学者にアスペルガー症候群が多い、というのは頷けます。

だからこそ、アスペルガー症候群かと不安に思うこと、困難さを挙げることよりも、「アスペルガー症候群のいいところを知る」、「好きなことを伸ばす」ということの大切さをより感じます。


それは、自分や娘がおそらくHSPだから。
私は自分や娘の繊細さを愛したいし、面白がっていきたいと思います

自分を愛そうラブラブラブラブ

そして、自分を愛することができると、他の人を愛したり、他のひとの自分との違いを楽しめるようになり、人間関係も築きやすくなると思います

こちらもオススメの一冊です!!


記事を挙げれてスッキリキラキラキラキラ
気持ちよく布団に入ろうと思います爆笑

それでは、またニコニコ音譜音譜