前回のブログを読み直して、もう少し書き足したいと思ったので書かせて頂きます。
1回目の抗癌剤投与までの焦り
2022年5月1日
主人と娘は、胃癌が発覚してから、先生の説明を受けたり、その結果を私に伝えてくれたりと辛い役目を引き受けてくれていました。
4月28日に私は「何もしないと余命3ヶ月の命」と、直接言われてしまいました。
その後の主人は、何かをしなければという思いが特に強かったのではないかと、当時の主人の行動を振り返ってみては感じております。
3ヶ月という月日が、長いのか短いのか分かりませんでしたが、主人とお互い年を重ねて老いて行くとばかりに思っていたものの「3ヶ月の命」と時間を制限されると、病気の私よりも主人の方が、焦りへと変わっていったのかも知れません。
良くも悪くも「胃癌」という病名に慣れていた私は、胃癌を受け入れてはいましたが、抗癌剤に対しては何とかならないものかと、出来れば抗がん剤はしたくはないというのが本音でした。
主人と娘は、SK病院と自宅の距離的な関係と、先生が信頼出来そうだという点で、お世話になる病院の選定を決定して一段落したものの、次から次へと決めなければいけない事柄が押し寄せて来ました。
その様なせわしい日々の中でも、インタネット記事のコピーや本等に出来る限り目を通したりもしました。
ふと我に返ると、1回目の抗癌剤投与が日増しに近づいて来ているのだという現実に引き戻されるのでした。
抗癌剤投与日が近づくに連れ、抗癌剤だけの治療の他に、「何かをしなければ」という気持ちが強くなって行きました。
主人も私の願いを叶える為に手探り状態の中、限られた時間の中で、その「何か」を必死に探す毎日でした。
インターネット記事のコピー、沢山の本等に、癌に勝った対処例を求めて黙々と目を通す中、直感とでも言いましょうか「これだ!」という記事を見つけたのでした。
笹野 富美夫さんのブログでした。
癌の種類は違うのに直感で決める!
当時、「余命3ヶ月」という宣告に関しては、私と共通していましたが、笹野さんは、「肝臓癌」で、私は「胃癌から肝臓に転移」と、部位は違う筈なのに、何故か「これだ!」と閃いたのかは今でも分かりません。
部位が違うのであれば、普通は「笹野さんは肝臓癌だから回復したのかもしれない。」と思って諦めてしまう人が大半なのではないかと思います。
でも、私は、とくかく直感でした。
「あっ!これだ!」という気持ちでしかなかったのです。
そして「これにかけてみよう。」と、そんな想いのスタート宣言だったと思います。
そんな決心で主人に試してみたい旨を伝えるまでは良かったのですが、笹野さんが使われた健康食品の製品名も取り扱ってる会社名もブログの中には掲載していない事が分かりました。
主人は、ブログを注意深く読み込み必死で調べてくれ、ようやくクリアさんに辿り着く事が出来ました。