ももちゃんの胃がん末期の闘病記

ももちゃんの胃がん末期の闘病記

2022年4月末に胃癌が発覚。「早期に癌を切除すれば大丈夫ですよ」と先生から言われ安堵していたのも束の間、肝臓転移が判り手術不可能で抗癌剤治療しか方法がないと一転。抗癌剤以外の可能性を求める。2023年3月「胃癌が確認出来なくなっています。」と言われる迄に

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このブログを書く上で、色々とメモや資料を引っ張り出してまとめて書いているのですが、遡のぼって2022年10月4日のメモが新たに出て来ました。

このメモには、この様に記されていました。(原文のまま)

「肝臓の腫瘍が前回は小さくなっていましたが、今回、私達には見えなくなっています。でも、私には見えますよ。胃の腫瘍も小さくなっています。」

この2022年10月4日は、9月21日の胃のCT検査の結果説明が主治医からあった日です。

このメモの中で、「私達には見えなくなっています。」の後に「でも、私には見えますよ。」と書いてあるのですが、自分で書いておきながら謎の文章です。

私は主治医から説明がある時には、走り書きになりますが、良い事も悪い事もそのまま必ず書き記す様にしておりましたので、この時の主治医と私達のやり取りに間違いはありません。

メモを改めて読み返しながら当時の事を思い返してみても、この「私達」というのは、私と主人の事で間違いありません。

私達の発言に対しての「でも、私には見えますよ。」だと思うので、この文章は主治医の発言になるのだと想像出来ます。

この時点で「私には見える。」と主治医が判断したのであればCT画像の中に腫瘍はあった筈なのでしょうが、私達素人の目では見えなかったのです。

そして、前回のブログの中にあった2022年12月27日(約2ヶ月半後)の診察結果では「肝臓の腫瘍は目視出来ません。」と主治医が認めた流れに続くのです。

ですが、2022年4月27日のリンパ節・肝臓転移のステージ4となってから今まで(10月4日)の5ヶ月間強、幾度もあった診察時に、主治医からは「抗癌剤は癌を治す物ではなく癌の進行を遅らせるか質の良い延命をするもの。抗癌剤では癌は消えない。」と言われ続けて来ました。

その様な事を言われ続けても、不承不承ながら強い抗癌剤を続けました。

副作用はありましたが「思いの外、副作用が軽い?」と、主治医にも看護士さんにも不思議がられる事もありました。

私達は、主治医や看護士さんの疑問に対して、確実とは言い切れませんが解答を持っていました。

これは、クリアリブとアガリクスのお陰ではないかと・・・

また、この5ヶ月間強の間、体力をつける為に一生懸命に栄養を取ったお陰で、少しずつ体重が増して行ったのです。

案の定、着る洋服が無い状態になりましたので、その事を主治医に話すと「今は癌が大人しくしているだけです。どうせ、その内、食べられなくなりますから、今の内に食べておいて下さい。」と言われてしまった事もありました。

私には、この「どうせ」という一言が、とてもとても気持ちを落とし込む言葉となりましたが、負けず嫌いな性格ですから「今にきっと元気になってみせる!」と心の中で抗って、気持ちを持ち直していました。

この様な後ろ向きなやり取りを経て、2022年12月27日を迎えるのです。

主治医は、抗癌剤を始めた当初から「抗癌剤では癌は消えない。」と言っていました。

それから約8ヶ月後には「肝臓の腫瘍は目視出来ない。」と主治医の言葉は変化しました。

私達は「消えた。」と解釈しました。

主人は、今までの診察室でのやり取りに全て立ち合っていましたので、過去の主治医の発言から「こんな事がある筈がない。この様な例はないだろう・・・」と認めたくない雰囲気を感じ取ったそうです。

だから、「消えた。」ではなく「目視出来ない。」という言葉を選んだのだと想像したそうです。

この時、発癌の胃の腫瘍に関しても変化があり小さくなっていました。

私と主人は、肝臓の腫瘍が消えたのだから、その内、胃の腫瘍も消えて無くなるだろうと疑いませんでした。

抗癌剤の副作用に負けない様にと、抗癌剤を始める直前からクリアリブとアガリクスを飲み始めましたが、私にはとても合っていたのだと思いました。

その事が幸を成したのだと私と主人は思っています。

主治医との診察に同席していなくて細かいやり取りを聞いていない娘は、2022年12月27日の「目視出来ない」という主治医の言葉を、私達から間接的に聞いて、素直に「本当に良かったね。」と言って、とても喜んでくれました。