39歳になった20年来の友達3人組の友情と恋愛模様を描いた物語ということだったが、3人組の日常をロマンスを絡めて描くのかと思ってたので、いい意味で予想を裏切られた。
仲間の一人がすい臓がんで余命6ヶ月と診断され、悩みながらも最高の旅立ちをするために、残された日々を楽しく過ごそうと決心する3人とそれを支えるパートナーたちの話(今のところ4話までしか配信されてないので、ざっくりいうとこんな感じ?)
すごく重いテーマなので、この先どんな展開になっていくのか気になる。
生きている限り誰しも最期のときを迎えるわけだが、その心構えや準備は日常の生活の中にはない(私はだけど…)
自分の身に起こることと、友達の身に起こることでは受け止め方も異なるし、30代の身に起こることと、50代、60代ではまた違ってくる。
人の数だけ受け止め方が違うんだろうな。
みんなその人だけの人生を生きているから。
算命学によれば私の寿命はあと16年だそうだけど、それを知っても『ふ〜ん』くらいにしか思わなかったのは、占いってこともあるけど、まだまだ先のことっていう気分だったし、人生にやり残した感もなかったから明日って言われれば焦るだろうけど、16年と言われると漠然としてしまう。6ヶ月でもきっと同じことなんだろう。
結局、なすすべもないまま『今』を積み重ねてそのときを迎えてしまいそうだ。
友人が命に関わる手術を受けた時も、友人のご主人が危ない病気と知った時も、ダンナが「何もしなければあと2ヶ月」と言われた時も、何もできず時間だけが過ぎてしまった。
覚悟もないまま生きてたんだろう。今もそれは変わらないけど…
で、友人をサポートすることに決めたミジョを支えるキム・ソヌ役のヨン・ウジンがきりもなくいい。
『内省的なボス』の頃からみると随分と成熟した感じ。
『アラン使道伝』や『星から来たあなた』『またオ・へヨン』などに出ていたらしいが、全く記憶に残っていない。ごめんね。
あと、ミジョは養子なのだが養家の人々があったかくて泣ける。血の繋がりよりも相手を思う気持ちがある方がどんなにか温かい家庭を築けるかっていう見本みたいな家族だ。
そういうわけで、今夜の配信を心待ちにしているのである。