学ぶことが多いこちらの本。HSK3級の過去問を勉強している時に、

ちょっと気になってパラパラ読みをしていた時に気になっていた部分をじっくり読むことに。

 

英語の勉強をしているので「文法を学ぶ大切さ」はよく分かっている。

英語と共に中国語は語順がとても大切なのでその語順はしっかり覚えたい!

ところが、なかなかコレ!と思う中国語の文法書に出会えない。

 

そんなときに、私の疑問のいくつかを解決してくれたのがこの本キラキラ

中国語の品詞についてちょっと理解できないところがあったのですが、

「中国語には品詞がない」とか「中国語には文法がない」という人までいるんですって。

どういうことかというと、认真という単語は「まじめだ」「まじめに」「まじめさ」という意味。

語順によって意味がかわるというから面白い。

この辺りのことは、p103 第五章 品詞と語順のはなしがなかなか興味深いので読んでみてほしい。

ちなみに、认真(Rènzhēn)という単語も、HSK3級の過去問に出てました。

 

第五章はなかなか面白く、p123以降ではなどの前置詞を使う意味なども簡単に説明されています。

この「簡単に」というのがミソで、簡単で分かりやすいのが嬉しい!なるほど、そういうことかとすごく納得。

そして使われていた例文がチュー

我把放在桌子上 私はカバンを机の上におく。

これがどうした?と思うと思いますが、なんとHSK3級の過去問にすごーーく似た文が出てきてました。

我把书放在教室的桌子上 私は本を教室の机の上に起きてきました

 

 

はな はな はな はな はな はな

 

中国語には同じ単語で少し違う使い方をする単語があってとまどう事も。

たとえば、记得

HSK3級過去問に出ていたのが到了北京记得给我打电话啊。北京に着いたら、電話をかけてね。

「覚えておいて」という感じの意味だと思うのですが、相手に忘れないで覚えていて(未来のこと)とお願いする単語だと思っていました。

ところが、こんな使い方も。

记得你母亲吗?あなたはお母さんのことを覚えていますか?

ここでは、「覚えている?」と、未来の事ではなく逆に過去から今の状態。

え??どういうこと??

アンアンさんに聞いてみたところ、両方の使い方ができるのだとか。

この辺りの感覚がまだまだ分からないので、勉強の手がとまってしまう・・・

中国語には過去形も現在形も未来形もない。そこに加えて品詞がない(っぽい)中国語だからこそ、品詞がありまくりな日本語(だと勝手に思っている)のままで考えると途端に壁にぶち当たってしまいそうです悲しい