先月のニュースですが、全然知りませんでした。
アメリカのエルメスが集団訴訟で訴えられているらしいです。
米国の独占禁止法(反トラスト法)に抵触しているという。
というのも、バーキンやケリーを売ってもらうには、a history of purchasing ancillary products が必要です。
ancillary 【形】
従属的な、付随する
補助的な、補佐する
原告は販売スタッフのcommission structureについても言及しています。
The complaint points to the company’s commission structure for sales associates as evidence of the alleged scheme: store staff do not receive a commission on Birkin handbags, and as such are compensated based on how effectively they push other styles or categories, according to the complaint.
面白い着眼点だなぁー、さすがアメリカ!と納得というか、興味深々。
Youtubeにも色々あがっていました。
ちょっと音声が聞き取りにくいですが・・・
最後の方で「インタビューしたほとんどの人がカメラの前に立つことを嫌がった。なぜなら、エルメスとの関係に悪影響を及ぼすといやだから(意訳)」というのがあって、担当さんとの関係って大事なんだなぁと。
ほとんどは3週間前の記事やポストばかりなのですが、
その中で4・16付のものがありました。
Hermes hires Latham team to fight consumers’ Birkin bag lawsuit
April 15 (Reuters) - French luxury house Hermes (HRMS.PA), has turned to a team of seasoned antitrust lawyers to fight a lawsuit accusing it of forcing shoppers to spend thousands of dollars on goods before having a chance to buy one of its famed Birkin handbags.
ここでseasonedという形容詞が使われるのかーと驚き!
seasoned 【形】
〔人が〕年季が入った、熟練した、経験豊富な、ベテランの
反トラスト法に長けた弁護士事務所を雇ったんですね。
あのエルメスですから、弁護士費用も潤沢に持っているだろうし、世界中が注目している件なので弁護士事務も本腰入れて戦うでしょうね。
今後の行方に目が離せません!!
ちなみに余談ですが・・・
まだ独身の頃、絶対に見せてももらえないと思いながら
銀座のエルメスで「バーキンありますか?」と聞いたら「はい、あります。お見せしましょうか?」と言われ、
急に怖気づいてしまい「いや、いいです」逃げ帰ったことがありました