文法も少しづつ知っておこうと文法の本も見始めました。
私が読んでいるのはこちらの改訂前のものですが、
その中でちょっと気になる単語が。
複合型の合成語の二つの形態素をそれぞれX.Yとすると、XとYの間には次の5種類の構造関係があると考えられています。
1 主述型:Xが主語でYがその述語であるような関係
心疼 xīn téng[かわいがる]
やさしくくわしい中国語文法の基礎 著者:守屋 宏則 p5 3 合成語の語構造
主述型ということは「心が疼く」関係ですよね。
心疼が可愛がるって意味なんて、中国語自体がカワイする
この単語が気になってちょっとググってみました。
心疼
xīnténg[動]
1 (心から)かわいがる.いつくしむ.
很~孩子/子供をとてもかわいがる.
老祖母~小孙子/おばあさんは孫をたいへんかわいがっている.
2 惜しがる.もったいながる.
浪费làngfèi了这么多的物资,叫人看了真~/こんなにたくさんの物資をむだにして,ほんとうにもったいないことだ.
丢diū了一支钢笔,他一点也不~/ペンを1本なくしたのに,彼は少しも惜しがっていない.
出典 中日辞典 第3版
『かわいがる』という意味と、『惜しがる』と2つの意味があるんですね。
ネット記事によっては『心が痛む』としているものもあって、ちょっと混乱してしまいます。
こちらの単語はHSK levelでいうとHSK 6とかなり高度な単語の模様。
HiNativeでは、
『母親が子供を思って心が痛む気持ち』や、『気の毒に思う気持ち』『愛する気持ち(もしくは愛しく思う)』のような返答もありました。
HSKのレベルわけはよく分かりませんが、
これだけ複雑な意味ならLevel6というのも納得です。
そのうち、ドラマとかで出てきたら追記していきたいと思います。
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