引き続き『今宵、若様は恋におちるより』から中国の詩のお勉強。
中国字幕がないので、日本語訳から検索。
『衆裏に尋ね千百度 灯火蘭珊たる処に在り』
これは辛棄疾の『青玉案 元夕』からきているようです。
今回もいくつかのサイトを参考にさせていただきました。
中国の漢詩は、曲をつけて色んな人が歌っています。
映像が出ていて元夕(元宵節。春節(=旧正月)から数えて十五日目(=上元節)の最初の満月の夜に行われる祭。)の賑やかな様子が想像できるものを載せておきます。
この詩は解釈が深いようで。
「众里寻他千百度,蓦然回首,那人却在灯火阑珊处。」(人の群れの中、百度も千度も彼女を探しつつける。ふっと振り返れば、その人は灯火のないところにいる。」
その最後の一句は「一生をかけて追い求めるものは案外身近のところにある」という意味です。
赤字の部分、ちょっと気になりませんか??
そういう意味があるの!?
別のサイトに回答があったいくつかの中国語のコメントをChatGPTに翻訳をしてもらった内容も気になります。
今回のドラマで使われたのは恋愛に関してだったので、
「一生をかけて追い求めるものは案外身近のところにある」という意味だったのかな?と思います。