どれだけ英語の勉強をしていても初歩的な間違いをしてしまいます。

 

Yahooニュースで取り上げられていたこちらの記事。

 

エピソード部分と、日本語訳下矢印

 

記事本文にテキストを書き出した部分があるのでそこを引用します。

 テキストを書き出したものが下記です。

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Well, Snoopy, wish me luck... I’m off to the sweetheart ball...

I’m sorry you can’t come out with me...

“Man’s best friend,” but we never get invited anyplace...
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英語だけを読んでいたら、特に何も意識しなかったと思います。

でも、日本語訳を読んだところ、すごく疑問がわいてきたのです。

 

I'm sorry you can't come. 君も来られればいいのに。

 

私はてっきり、「もうしわけないけど、君は来れないよ」という意味かと思っていたんです。

でもこの訳だと全然意味合いが違いますよね?なんで『君も来られればいいのに』となるの??

 

そこでイギリス人のアルさんに聞いてみました。

「I'm sorry you can't come.という英語の訳が『君も来られればいいのに』となっているけれど、

『もうしわけないけど、君は来れないよ』という意味には絶対にならないの?」

 

アルさんの返事は

 In this example "I'm sorry you can't come with me" does infact mean "I am sad you can't come with me".

"sorry" is often associated with regret, sometimes it might be better translated to "I am regrettable that". So Charlie Brown is saying "it is regrettable you cannot come with me". 

 

 

アルさんの説明はもう少し続いていて、そこでハッと気が付きました。

私の中でSorryはExcuse meと同じ扱いになっていました。

なのでてっきりこの文はExcuse me, but you can't comeと同じかと勘違いしていました。

 

日本人が海外に行くときによく聞くアドバイスありますよね。

Sorryを多用するな。「すいません」はsorryだけではなく、Excuse meなど英語では別の単語になる。

道を譲ってほしいときは、日本語でスイマセンですが英語ではExcuse me.

ここでは絶対にSorryと言ってはいけないのです。

 

初歩的な内容なのに、sorry=スイマセン。そしてその後に否定形が続いているのでてっきり

『もうしわけないけど、君は来れないよ』と誤訳していました。

ここでアルさんのアドバイスをよく読み返し、sorry=I am sadと理解し、

本の解説を再度読み直すと、なるほど、『君も来られればいいのに』という意訳も出てくるのです。

 

英語の勉強は多方面からのアプローチって大切ですよね。

このサイトをたまたま目にして、自分の中で間違いが正されてよかったです。