最近日英訳の練習をしています。

細かい文法が抜けていて悲しくなりますが、

この悲しさをバネに出来れば伸びしろしかない!!

 

 

「スマートな人」と聞いて何を浮かべるかで、その人の年代がわかるようです。

昭和世代だとスマートな人というのはスリムな人を指していたのですが、

令和世代だと頭のよい人を指すので世代ギャップがあるのだとか。

 

そこで私はこんな英文を書いたのです。

バツレッド "That person is smart, isn't it" If you think of slim person, you must be ....

 

 

はい問題です。何が悪かったでしょうか?

2つ間違いがあります!

 

 

 

 

 

1 付加疑問文

付加疑問文って便利じゃないですか?

私結構使う傾向にあるんですが、気がつけばなんだかいつもisn't it.を多用していました。

イギリス人の友人から指摘を受けたのが、

isn't itではなくaren't theyにすべきということ。

人に対してitを使うのはとてもrude。なぜならitは物に対して使われるのであって、人に対してではない。

なので代わりにtheyを使うべきなのです。

 

あんぐり 気にしたことなかった・・・・

今まで人に対して使っていなかったことを祈るばかりです泣くうさぎ

 

 

2 冠詞

冠詞はいつも苦手なので意識してるつもりなのに抜けていました。

私たちって冠詞は文法の一つとして学ぶので、たとえば抜けていたら「ここ冠詞が抜けているから文法的に間違っているよ」という感覚じゃないですか?

今回指摘があったのが、"if you think of slim person" sounds odd. "if you think of a slim person" sounds much more natural. というのです。

文法的に間違っているから、ではなくって、なんか変。

この感覚って、まさに冠詞の意味だと思うんですよね。(そもそも間違っているのに誰目線?)

 

 

ちょうど読み始めたこちらの本。

そこにすっごく分かりやすい説明があったので一部抜粋させていただきます。

 

2 違いがもたらす影響

日本語と英語でものの見方が違う。この認識がないまま冠詞を選ぶのは危険です。たとえば、冒頭の文1.「彼はお昼におにぎりを食べた」を英語にするとき、日本語の感覚を引きずってrice ballの単・複を考えないと失敗します。

 

✖ He ate rice ball for lunch.

 

この英文で英語話者の頭に浮かぶイメージは、たとえば「地面に落として踏まれてつぶれたおにぎり」です。単数無冠詞のrice ballは境目がないものを示します。つまり、おにぎりが「数えられない」カテゴリーに変わってしまうのです。

p4 - 5 フローチャートでわかる英語の冠詞 遠田和子

 

 

 

これ読んだ瞬間かなり衝撃でした!

せっかくのおいしいおにぎりが、無残に踏まれてつぶされてるなんて真顔ガーン

聞く方のイメージが恐ろしすぎて、もうコントですよね。

 

英語話者にとっては、文法的に間違っているのではなく、イメージ的に違和感がでてくるんですね。

 

 

冠詞についても今までいっぱい記事書いているんですけど、なかなかこれが・・・

 

よく例文で使われるHanako wants to keep a chicken.と

I love roasted chicken.冠詞がつくかつかないかで何を食べているか変わってくる!

 

 

冠詞でいえば、名詞だと思っていたのが実は形容詞でaが不要だったりとその後いろいろと間違いも続いたのですが、3回の添削でやっとネイティブ的にOKな英文になりました!一部を残しておきます!

 

OK "That person is smart, aren’t they?" If you think of a slim person, you must be gen X or older.