従属節の主語が主節の主語と同じで

従属節の動詞がbe動詞の場合

接続詞に続く主語とbe動詞が省略される場合があります。

TOEICの売れている参考書を見てみると

結構この手の問題が散見されますので

覚えておきたいポイントです。

また慣れると「ははぁ~ん、この問題は省略されているのね」と余裕で問題に望めます。

注意分詞構文の時は接続詞主語が省略されて、動詞に変化がある注意

 

 

そんな余裕ぶっていた時に、

省略されるbeingなんてものが出てきてしまって・・・・

前置詞の後ろは名詞か動名詞が定番だと思うのですが、

形容詞だったり過去形が来たりする場合beingが省略されているというのです。

(文法的な解釈はいくつかあるようです。)

 

一度参考書で見ただけではスッカリと記憶から抜け落ちていたので

ちゃんとブログにしてみようと思います!

 

さて、ここで問題ですパー

『私のスペイン語は決して完璧ではない』は

どちらの英語が正しいでしょうか?

My Spanish is far from being perfect.
My Spanish is far from perfect.

違いはfar fromのあとのbeingがあるかないか。

 

下矢印

 

下矢印

 

下矢印

 

答えは、どちらも正しい!でした。拍手

と、いうことでやっぱりbeingは省略可能なんですね。

 

 

 形容詞が続くパターン 

Far from being simple とBBCで使われていますが

far from simple  の方が比較的多い感じがしました。

 

・ “carbon-free” flight is far from being carbon-free.

carbon-freeって形容詞なんですねびっくり

・ it’s far from carbon free.

同じ英系新聞でもFTの記事ではbeingありで、

TheGuardianはbeingなしのものがありました。

 

 

 過去形が続くパターン 

・ President Joe Biden warned that the "war against Covid-19 is far from won

上矢印far from being won (winの過去形)で受動態ですね。

 

・ the war on money laundering is far from being won.

と書かれている記事ものもありました。

たまたまかと思いますが、beingが省略されていたのはアメリカ大統領の口語

beingがあったのはイギリスの新聞記事

この違いはあるのかどうなのかは気になりますのほほ~ん

 

・ 5G is still far from being realised 

 

far from being fixed

・ hierarchy looks far from fixed.

 

 

 他にも 

far from being exceptionally open to trade

open to
《be ~》〔可能性などが~に〕開かれている
《be ~》〔批判・非難などを〕受けやすい
《be ~》〔新しい考えなどを〕進んで取り入れる[学ぼうとする]