宿はどうしようかと考えた時に、
候補に挙がったのはベイクウェルのホテルと、
the Duke and Duchess of Devonshireが所有するホテル。
というのも、2日目の一番の目的はチャッツワースハウス訪問なので、
交通の便がよい事が条件。
Cavendish Hotel at Baslowと②The Devonshire Arms at Beeleyがthe Duke and Duchess of Devonshireが所有するホテルです。
残念ながら一番お手頃価格の③ベイクウェルにあるThe Rutland Arms Hotelは駐車場の問題で断念。
①にするか②にするか。
①の場合、高級ホテルな様子で、一番安い部屋で1泊£250程度 (&A 5% service levy is added to all accounts on departure)
②の場合、パブの2階に泊まる感じで、一番安い部屋で1泊£179
両方予約時にA 25% non refundable and non transferable depositが必要です。
コロナでいつ旅行自体がキャンセルになるかも分からない。
コロナ関係でのキャンセルの場合は、特別にdepositを別の日の予約に当てる事は出来るとは書かれているのですが、完全なロックダウンになった場合、予定を変更しても行けるか分からない。
また、夕食は完全予約制なのですが、①のホテルの場合早い時間しか空きがなく、ストーク・オン・トレントでどれだけ時間を使うか読めなかった事もあり、結局②にしました。
 
 

 

 

 

ホテル入ってすぐ、ここはパブスペースです。

写真には写っていませんが、左側に暖炉があります。

 

お部屋はパブの2階。

 

2人用ではちょうどいい広さなのですが・・・・

 

まさかのベッド横に浴槽ガーン

鏡の奥にベッドが見えるじゃないですか。
本当にベッド横笑い泣き
 
部屋にどーーーんと浴槽。 どうみても、バス無し部屋に無理やり入れた感じ。
 
ウェブサイトを観ていた時に、うわーこの部屋は勘弁だな。と思ったんですよ。
でも、すっかり「浴槽と部屋が一体の部屋以外で」とお願いするのを忘れてました。
同じClassic Doubleでも、
右側の部屋のようにバスルームが別にある部屋もあるっぽし。
 
しかもトイレのドアが閉まらないというハプニング付き笑い泣き
もうプライバシーまったくなしです。私が恥じらいのある乙女だったら、
この部屋ではトイレには行けませんでしたよ、まったく涙
 
さすがにお風呂に入る時は恥ずかしいなと思ったのですが、
ビールを飲んだ主人はすっかり寝ていたので、
ある意味テレビを見ながら湯船にゆっくり浸かれました。
でも、さすがにこんな状況で髪を洗ったりは出来なかったし、
体を洗うのも部屋が濡れないように細心の注意を払いましたはぁ
£179払ってこの部屋か・・・というガッカリ感はありましたが、
パブに泊まるというのはなかなか面白い経験でした。
 
料理は評判がいいようで、なんか色々飾ってありました。

新聞記事によるとDerbyshireのパブでpub of the year awardを受賞した事があるようです。

 

A PEAK District pub owened by the Duke and Duchess of Devonshire has been giving the stamp of approval by pub connoisseurs by being named the best dining pub inthe county.

 

The Devonshire Arms in Beeley has been given the Derbyshire County Dining Pub of the year award in the latest edition of the Good Pub Guide, in recognition of the quality food servied by the 18th century pub.

 

 

ディナーの予約は暖炉のあるパブエリアでとったのですが、

実際はレストランスペースに通されました。

照明がちょっと派手めで青だったので、写真が変な色になっています。

 

前菜は2人でシェア。Venison Scotch Egg, Piccalilli Mayonnaise

 

Guinea Fowl, Beer Fondant Potato, Cavolo Nero, Sauce Forestiere

 

28 Day Dry Aged 8oz Ribeye, Triple Cooked Chips, Watercress, Béarnaise

イギリスは噛み応えのあるビーフが出てくる事が多いのですが、

ここのリブアイは柔らかかったです。

 

主人はローカルビールを。

 

レストラン奥には可愛いテディベアも鎮座していました。

 

夕食前、日が暮れる前に近くを散歩しました。

 

 

 

 

 

 

 

イギリスの本当に小さな田舎街で、

なんだか時間がゆっくり進んでいるようです。

このホテルもコロナ対策をしっかりとしています。

宿泊客もみんなマスクやソーシャルディスタンスを守っています。

イギリスもナショナルロックダウンも近いと言われていますが、

こうしてしっかり対応している地方までも規制が掛かってしまったら、

この人達の生活や収入はどうなってしまうのでしょうか。

都会のルールを守らない一部の人のせいで、

まじめな人達まで規制されてしまうのは複雑な気持ちになります。