私はこのブログでもお伝えしているように
現在は小児科医ではありながら、
予防 接種には慎重な立場をとっています。
でも、昔は他の医師と同様、
ワク チンは推奨派でした。
外来にいらっしゃるママさんにも
「しっかり接種しましょうね
」
とお伝えしていたくらいです。
そこから、
自分自身の子どものを妊娠したのをきっかけに
予防 接種についてもかなり詳しく調べて
様々な側面から考察した結果
はれて
ワク チン慎重派の立場となりました
笑
SNSで発信をしていることから、
時々ですが、
先生のお子さんには、
何を接種して、何を接種していませんか？
と聞かれることがあります。
ご質問されるママさんのお気持ち
めちゃくちゃによく分かります。
私も迷っている立場だったら、
やっぱり聞きたいですもん
ただ、本当に申し訳ないのですが、
我が子に実際にどうしているかは、
皆さんにはお伝えしていません
講座を受講していただいている方たちにだけ
お伝えしています。
でも別に
意地悪したいとか、勿体ぶりたいとか、
そういった気持ちがあるわけではなく
私なりに考えがあってのことなので、
聞いてもらえますか？
私も予防 接種を選択する際には、
かなり詳細に調べ上げました。
ワクは大切だと思っていた側の人間なので
ちょっとやそっとのデータでは
慎重派にはなりません。
なんとなく選択した訳ではありません。
それぞれ１つ１つの疾患の特徴を考えたうえで
我が子の免疫状態、我が家の状況、
今後起こり得ることへの対策など、
実は細かく１つ１つ考察した結果、
選択していきました。
ただ、この私の考察の結果が、
全ての子どもに当てはまるとは思っていません。
予防接種をどうするかに
正解はないと思っています。
それぞれご家庭によって、
考え方、保育状況、お子さんの免疫状態も
違うからです。
予防接種をどうするかに正解はなく
それぞれのご家庭のご状況を
考慮して考えて選択した結果が
正解だと思っています
ただね、もし私が、ご質問いただいた方に、
「○○は接種したよ」
「△△は接種しなかったよ」
とその事実だけ簡単にお伝えした場合、
「そうか！なら○○は接種した方がいいのかな！」
「すずね先生のお子さんは接種していないなら、△△は必要なさそうだな！」
と言って、
私のその背景にある考察を考慮しないまま、
ただ慎重派の医師が
いいと言ったからorダメだと言ったからと
それこそ深く考えず、
誰かが言っていたからと鵜呑みにして、
選択してしまいがちになりますよね
（私がその立場なら、絶対にそうなります…
）
考察して、我が子をみて、
選択する。
これが大切なことではないかなと
私は考えているので、
お伝えはしていないんです
ごめんなさい…
考察まで伝えるとなると、
それこそ本当に時間がかかりますし、
こういった媒体では事情もあって
発信が難しいんですよね…
講座では選択の背景にあった考察や
論文、臨床経験、疾患の説明、
デメリットの根拠や確率なども
しっかりお伝えしているので、
それらを踏まえたうえで、
私がどのような選択を
子どもにしているかについても
もちろんお伝えしています。
選択の根拠となる客観的なデータも
一緒にお伝えしているので、
それをもとに、鵜呑みにすることなく、
個々で検討していくことも出来ますしね
こういった事情があり、
公表はしていないんです。
ご理解いただけると嬉しいです
第一位
第二位
第三位