週末も気持ちのいいお天気でしたね。
昨日は朝昼夜と、ミーティング&セミナーがあり、その合間に診療でとても充実した1日でした。
初診の日で
当院へようこそ〜!
という気持ちでついカウンセリングに夢中になってしまい、お待ち時間が長く出てしまい申し訳ございませんでした
ご来院ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします
昨日の締めはアラガン社のセミナーでした
アラガン社の提唱するMDコードの開発者でもある、ブラジルの Dr.Mauricio de Maio のセミナーということで、日本中の先生方が楽しみにされていたと思います
MDコードについてこちらのブログで触れたことはありませんが、例えるとお顔の番地表記のようなものです。
MDコードが開発される前までは「頬に0.3cc」といったとき、それが目の下辺りの頬なのか、それとも頬側面の頬コケの部分なのかわかりませんでしたが、MDコードだと「目の下あたりの頬」は「Ck3」、「頬側面の頬コケの部分」は「Ck4」、「Ck4より前方の部分の頬」は「Ck5」と表現されます。
↑一部のコード。実際は目の下や唇などのコードもあります。
ドクター同士で治療について話す時やカルテに記載する際に、注入部位をより的確に伝えたり、より正確に記録したりすることができます。
また、そのコードごとに推奨される製剤、注入層、注入方法、注入量の目安、施術時の注意点なども設定されており、ヒアルロン酸注入の手技の標準化にも役立っています。
MDコードやその前身のVistaシェイプなどが開発される前は、統一された注入方法というものはなく、凹んで見えるところ(ゴルゴラインやほうれい線、マリオネットラインなど)に直接ヒアルロン酸を入れていました。
この頃から比べると、注入治療の考え方はガラッと変わりました。
へこみや影を膨らまして治す治療から、
解剖や加齢のメカニズムを踏まえた上で、影やたるみの原因を治す治療へ
注入治療の時代をデマイオ先生が変えたと言っても過言ではありません。
今回も芸術的な手技を堪能させていただきました
超ストイックな印象の先生ですが、昨日は笑顔を見せてくださったり、ちょこっと日本語を話してくださったり、少しソフトに感じました(笑)
細かい注意点やコツをたくさん教えてくださり、たいへん勉強になりました
同じようにMDコードを学んでも、コードの選択や注入量には各ドクターのセンスが出ると思います。
実際の診療ではMDコードだけで治療するわけではありませんが、どこを治療するにしてもMDコードの考え方を基本にしていますし、たくさんのヒントをくれます。
どんどん進化するMDコードや、今後出てくるであろう新しい考え方を学ぶのが楽しみです。
MDコードは、主に治療を行うドクターやスタッフのための指針なので、患者さまにお話することはないのに
たま〜に患者さまから “私、Ck3の部分のボリュームが足りないんですよね” なんて言われて、びっくりすることもあります(笑)
安全性が高く、効率よくナチュラルな結果をもたらす治療なので、ヒアルロン酸治療に抵抗がある方にももっと知っていただけたら と思います
数年前に来日されたデマイオ先生
そのオーラにド緊張したけれど、楽しくてワクワクが止まらず、この日はなかなか寝付けなかったのを覚えています
私はまだまだ
もっと学ぼう
もっと考えよう
そしてやっぱり楽しい
そう思えたセミナーでした
貴重な学びの機会をありがとうございました!
佐藤
【SATO MOMOKO CLINIC Injection Lab. 】
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