柚木麻子の「BUTTER」を読んで | 都内アラサーOLのゆるゆる日記

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久しぶりに友人の結婚式へ出席するため、地元へ帰省したとき、席次表の名前が全員変わっていて、初めて東京に帰りたくなりました。独身が過ごしやすい街東京(知らんけど)。これからもお世話になります。

平成の毒婦と呼ばれた、木嶋佳苗をモデルにした小説。

木嶋佳苗の事件は、いろんな意味でとても印象に残っているので、ずっと読んでみたいキョロキョロ

とは思っていたけれどなかなか読めず、、、


なぜなら、前回柚木麻子さんの「ナイルパーチの女子会」を読み、なんとも言えない気持ちになったからだ真顔


人間関係が急に怖くなったし、自暴自棄になっていくキャリアウーマンだった主人公の行動に嫌気がさしチーン

だからと言って、途中で読むのを止めることもできず、一気に読んでしまいました絶望


小説としてはとても読み応えがあったけれど、この小説の中の世界に絶対入りたくないと強く思いました大泣き


そんなこんなで、柚木麻子さんの作品は読むのに気合がいるし、ちょっと、、、滝汗

となっていたのですが、本屋さんで見つけたら最後ふとん1

即購入しておりました真顔びっくりマーク


最初の方は、木嶋佳苗のこだわりや、要所要所で出てくる美味しそうな料理や、食事の描写で、読んでいる間ずーっとお腹が空き凝視

何よりバターを使った料理が食べたくなりました不安

実際には読んでいる間、普段は全く食べないラーメン(塩バターコーン)を2回ほど食べに行きましたちょっと不満キューン


前半部分はさくさく読めて、なーんだあんなに柚木麻子さんの作品怖がってたけど、今回は面白く読めてるニコニコ

と思ったのも束の間、、、真顔


後半にかけて、梶井(木嶋佳苗モデル)に翻弄されていき、自暴自棄になりかけていく主人公は、ナイルパーチの女子会の再来で、そこから先急に読むペースが遅くなり真顔

全く集中できなくなりました赤ちゃんぴえん


そもそも私の集中力が足りなかったのか泣き笑い

後半にかけて読むのが辛かったですぐすん


でもこういう人も、こんな世界もあるんだなと、深い人間の心理や、関係性を感じる小説でもありましたうさぎ


最後は温かい気持ちで終われたお話でしたが、ちょっと読んでて病みそうだったので、次はハッピーか、サイコホラー(現実離れした)話を読みたいなと思いましたほんわか