4/24更新しました。

新しい情報にNEWマークがついています。

 

 

ロシアの侵攻を受けるウクライナでは、動物たちも大きな被害を受け、すでに多くの命が犠牲になっています…。

 

置き去りにされた子たちも少なくなく、大きな恐怖やストレスにさらされていることでしょう…

 

極めて過酷な状況の中、命がけで活動されている皆さんには、ただただ頭の下がる思いです。

動物たちへフードを届けようとして銃撃され、命を落としたボランティアさんや、動物園の飼育員さんも…

 

 

以下、動物たちへの支援先と現段階での情報を、分かる限りでまとめました。

海外への支援ですので、難しい面もあるかと思いますが…

 

支援されたい方は、ご自身でよくお調べになったうえで、各自の判断と責任においてよろしくお願いいたします。

 

ちなみに…世界的な団体は、寄付金がウクライナ以外の動物たちのために使われる可能性もあるようなので、確実にウクライナの動物たちに使ってほしいという場合には、現地の団体、または「寄付金のすべてをウクライナの動物のために使う」と記載されている団体へ送金するのがよいかもしれません。

 

ウクライナの動物支援を行っているイギリスの動物愛護団体「Naturewatch Foundation」は、動物への寄付を謳った詐欺サイトもあるとして注意を呼び掛けており、寄付先として現地の団体を以下の画像の通り推奨しています。

 


 

 

以下、上矢印画像の団体を含めた、現地ウクライナの動物保護団体の情報です。

 

UAnimals

ウクライナ全土で増え続ける避難所のリストに支援を送り、動物たちの保護と世話に奔走中。全国のシェルター、動物園、サーカス動物の支援や、市民への物資の無料配布などを行なっています。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

Sirius

2000年に設立されたウクライナ最大の動物保護施設。キエフとその近郊で、20年以上にわたって動物の保護や世話をしてきました。危機に直面していても決して逃げることなく、動物の世話を続けていく決意をインスタグラムに投稿。

 

インスタグラム

 

寄付ページ

 

 

Happy Paw

ウクライナの動物避難所の支援をしている他、犬猫の人道的な扱いを促進している非営利団体。現在避難所の状態と緊急のニーズに関する情報収集に取り組んでいます。

現時点での最大の問題は、避難所に必要な食料や物資を配達する手段がなく、車両用の燃料もないため、供給が困難になっている状態だそうです。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

Shelter Ugolyok

ウクライナにある動物救助と農場保護区。数百匹の動物のために食糧配給に奔走していますが、現在近くで爆撃を受け物資の輸送が困難になっているそうです。

 

インスタグラム

 

クラウドファンディング

 

公式サイトの寄付ページ

 

 

International Animal Protection League

ウクライナで2009年に夫婦によって立ち上げられた野良動物の保護救助団体。キエフの郊外に保護区を所有し、現在何百もの家を失った犬や猫、家畜たちの世話を続けています。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

Gostomel animal shelter

砲撃を受け保護している犬が亡くなるなど、大きな被害を受けています。電気・水道も止まり、動物たちのフードや水も不足する中、700匹の動物のケアを4人で行っています。

最大の問題は、ロシア軍の占領地域のためフードや水を届けることが困難なことです。

 

インスタグラム

 

寄付ページ

 

ペイパル gostomelshelter@gmail.com

 

 

Tailed Hostages of war in Ukraine

飼い主のいない動物たちのための動物病院。シェルターへ物資の支援などを行っています。

 

寄付ページ

https://lkplev.com/#donation-block

 

 

ウクライナの動物保護団体の支援先リストです。SNSと寄付先が掲載されています。

 

 

 

ルーマニア

Casa Lui Patrocle

ウクライナとルーマニアの国境にあるこのルーマニアの非営利団体。ウクライナからルーマニアへ避難してくる家族がペットを一緒に連れてこられるよう、同団体が支援を行っています。
ボランティアたちは、助けを必要としている動物のための住居や避難所、獣医の援助のために日々奔走中。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

 

イギリス

Naturewatch Foundation

イギリスのみならず、世界の動物の福祉向上のために活動する団体。

28年前から、ウクライナにおいて動物の福祉向上のための活動を行っており、今回のロシア侵攻でも動物支援活動を積極的に行っていて、今後長期に渡り継続するとのこと。

現在、他団体と連携してチームを結成、ウクライナとの国境にあるポーランドの町で、ペット連れの避難民のサポートを行っています。

 

なお、寄付金はすべて、破壊された動物シェルターの修理・再建などウクライナの動物たちのために使われるとのこと。

 

ツイッター

https://twitter.com/Naturewatch_org

 

寄付ページ

https://naturewatch.org/campaigns/ukraine-animal-welfare/war-against-ukraine/#ukrainedonate

 

 

Network for Animals

現地の保護団体と連携して、動物の救出や資金援助などの活動を行っていて、これまでに、戦争地域からおよそ1000匹の動物たちを救助しています。

救出活動を行うウクライナやポーランドの複数の保護団体の支援を行っており、こちらの団体を通してポーランドの団体の支援につながります。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

 

ポーランド

DIOZ(Dolnośląski Inspektorat Ochrony Zwierząt)

 

ウクライナとの国境を越えて物資を届けたり、動物たちを救出しており、これまでに400匹を救い出しています。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

ADA財団

ウクライナと国境を接するポーランドのプシェミシルで動物保護施設を運営する財団。

スタッフは生命の危険を冒してウクライナに車で入り、施設の動物を保護したり、ウクライナから避難した人たちが連れてきたペットや飼えなくなったペットの世話をしたりしています。

 

公式サイトやSNSがわかりませんあせる

 

DIOZおよびADA財団については、両団体を支援している、上記イギリスの「Network for Animals」へ寄付すると、支援につながります。

 

 

 

アメリカ

Transform A Street Dog

米国とウクライナに拠点を持ち、キエフ在住のカーチャ・クルレツさんがディレクターを務める非営利団体。

国外退避する際、飼い主が連れていけない犬を脱出させる活動を行っていて、これまでに35匹をオーストリアに、26匹をルーマニアに脱出させることに成功しています。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

 

日本

ウクライナの動物を助けようHelp the Animals in Ukraine

ウクライナに置き去りにされた動物たちを、危険をかえりみず世話をするボランティアに、お金を送るための募金活動だそうです。

ウクライナ出身の方と、アニマルライツ活動を行う日本の方々によるプロジェクトです。

 

詳細はこちら

 

 

 

以下は、世界的な動物保護団体です。

 

🌏

 

国際動物福祉基金(IFAW)


800頭の犬を保護しているドネツクのShelter Pif、350頭の犬を保護しているゴルロフカのThe Holivka Shelterへの緊急支援を募っています。

 

ツイッター

https://twitter.com/ifaweu

 

寄付ページ

 

 

Humane Society International

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)

 

ウクライナの動物愛護団体「UAnimals」と連携して支援を行っています。

今後は、ウクライナのみならずペットを連れた避難者を受け入れるポーランドやルーマニアの団体の支援も行う予定です。

 

寄付金は、ウクライナの動物たちへの支援のほか、戦争や災害、犬肉産業などで苦しむ世界中の動物たちのために使われます。

 

ツイッター

https://twitter.com/hsiglobal

 

寄付ページ

 

寄付の方法について、横浜動物里親の会さんが詳しくご紹介されています。

 

 

PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)

 

現在、PETAドイツ支部が現地での救出活動や、シェルターへの物資の支援などを行っています。

 

PETA U.Kツイッター

https://twitter.com/petauk

 

寄付ページ

 

 

 

その他

 

NEWアニコムホールディングスが、ウクライナ避難者のペットにかかる医療費の全額支援を表明しました。

 

 

 

ウクライナの動物保護&寄付情報(アニドネ)

 

 

 

World Veterinary Association(世界獣医師協会)が、ウクライナを支援するためのサイト「Vets For Ukraine」を開設しました。

 

 

 

 

以下は、動物園に関する情報です。

 

恩賜上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園の都立4施設に2022年4月14日、ウクライナの動物園と水族館の支援を目的とする募金箱が設置されました。期間は5月8日までです。

 

 

 

ハルキウの動物園「フェルドマン・エコパーク」

度重なる爆撃で大きな被害を受けており、これまでに飼育員2名と多数の動物たちが犠牲になっています。非常に危険な状況の中、スタッフとボランティアによる命がけの救出活動が続いていて、現在までに80匹以上の動物が別の動物園などに移されています。

 

Facebook

 

寄付ページ

 

 

EAZA(ヨーロッパ動物園水族館協会)が、ウクライナの動物園のための寄付サイトを立ち上げました。

 

寄付金はすべて、ウクライナの動物園の支援に使われるとのことです。

 

 

 

JAZA(日本動物園水族館協会)も、支援を呼び掛けています。

 


 

 

署名

 

内閣総理大臣、農林水産省宛 ウクライナからの避難ペットに特例措置を設け、検疫に係る費用を免除してください

 

 

 

※ロシア軍の占領地域のためアクセスが遮断され、孤立して危機的状況に陥っているウクライナのゴストメル・アニマルシェルターに、動物たちを避難させたり、物資を届けたりするための「緑の回廊」の設置を早急に求める署名

We demand to immediately organize a "green corridor" for an animal shelter in Gostomel!

 

 

 

※英国政府宛て:ペットのいる難民が英国に避難する際、手続きの簡素化を求める署名

 

Urgent appeal: Lessen pet paperwork/cost for people fleeing with pets from Ukraine to UK

 

 

 

ウクライナ難民受け入れの際、ペット同伴の特例措置を設けて下さい

 

 

 

 

ソース関連記事

 

ウクライナの動物たちを救うため、危機に直面しながら支援活動を行っている各国のボランティア・動物保護団体

 

 

 

ウクライナの動物シェルターが深刻な危機 支援方法は?

 

 

 

 

ウクライナの人々や動物たち、自然がこれ以上傷つけられませんように…。

小さな命を守ろうとする優しく勇敢な人々が、どうか守られますように…。

 

一つでも多くの命が救われますように…。

一日も早く、平和的な解決をと願ってやみません。

 

 

GettyImages