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タコやカニに“感覚ある” 英政府 動物愛護法対象にする方針
11/24(水) 19:47配信
イギリス政府は、タコ・カニ・ロブスターなどを痛みを感じる生き物だとして動物愛護法の対象にする方針を発表しました。
イギリス政府が諮問したロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究によって、「頭足類や10本の足を持つ甲殻類には感覚があるとの強い科学的証拠が得られたため」としています。
これまで動物愛護法は脊椎動物が対象でしたが、研究によれば、カニやタコなどには他の無脊椎動物と違って感覚がある動物の特徴である「中央化された神経系」があるということです。
イギリス政府によれば、今後の政府の意思決定の際にはこうした生物に十分な配慮が必要となるものの、既存の漁業やレストランなどは直接影響を受けません。ただ、動物愛護団体などは、カニやロブスターを生きたままゆでるのではなく、事前に電気ショックで気絶させるなど、より痛みの少ない方法をとることを訴えていて、今後、あらためて議論になりそうです。(24日19:52)
~転載以上~
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