イルカショーの裏で起きている残酷な現実。

ショーのチケットを買うことは、このような虐殺に加担しているということです。

 

海外では、次々とイルカ、シャチなどの飼育やショーが廃止になっていますが、日本はいつまで続けるのでしょう…。

 

 

LIAのFBからです。

 

 

LIAが太地で活動し始めて約6年、2021年9月20日は、最も海が血まみれになった1日。
前日に33頭のコビレゴンドウの家族が追い込まれた。


コビレゴンドウは家族性がとても強い種であり、平均的に30頭前後の家族となり、回遊している。


9月20日、5時50分、本日も、猟師たちに混じって「太地町立くじらの博物館」のイルカトレーナーが捕まっているコビレゴンドウを生体販売するための選別作業に来た。


トレーナー達は、数頭のコビレゴンドウを猟師たちに捕まえさせ、グレーのシートの下に連れ込ませ、メジャーで大きさを計り、性別や大まかな健康状態を確認し、生体販売用に2頭の個体を確保した。当然ながら、この間、生体販売に不向きな固体は、体にワセリンを塗られ、逃げまどうコビレゴンドウの中に返された。※ワセリンの塗付は「この個体は一度捕まえて確認したけど、生体販売用には不向きだった」という目印にする為である。


トレーナー達が選別作業をしている間、生体販売に不向きだと容易に想像できる個体がバンバン捕まり、トレーナー達が選別作業を行っている場所にロープで縛り付けられて行く。


トレーナー達は、自分達が生体販売用に選ばなかった個体が殺害されて食肉になる事を知っている。トレーナー達だけに留まらず、日本全国の水族館関係者たちは、全員がこの事実を知っている。LIAは日頃から伝えているように「イルカトレーナー」や「水族館」は、イルカ達や海洋生物が好きな人達が働いているのではない。「イルカやクジラや海洋生物を利用してお金を稼ぎたい人」がしている仕事だ。なぜなら、本当にイルカやクジラや海洋生物が好きだったら、自分が選ばなかった子たちが殺される事実に耐えられず、その仕事を辞めるだろうと思うからだ。


しかも、トレーナー達は、笑いながら選別作業を行っている。これは、太地のイルカ猟での日常的な光景だ。


そして、トレーナー達が2頭のコビレゴンドウを運搬用の担架に乗せ、グレーシートの下から運び出すと、すぐに食肉用の捕獲と屠殺が始まり、海は瞬く間に血に染まり、その血は入り江全体に広がっていった。


殺害された家族の血の中を逃げ惑い、遺体となった家族が自分の隣を運ばれて行く恐怖と悲しみを想像できるだろうか?


33頭の内、10頭が殺害され、2頭が生体販売用に捕獲され、21が運良く逃がされたが・・・・・。
この続きは、また明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

~転載以上~

 

 

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