環境省からです。

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/coronavirus.html

 

新型コロナウイルス関連情報 (ペットを飼っているみなさまへ)

 

 

新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路は飛沫感染と接触感染であると考えられています。

ペットを触った際は石けんや水で手を洗ったり、過度な接触を避けるなどの通常の動物由来感染症対策として行っている一般的な衛生管理を実施しましょう。

現時点で、公表されているペットに関連する新型コロナウイルスの情報は以下のとおりです。

厚生労働省

問7 新型コロナウイルスはペットから感染しますか?
これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は見つかっていません。
一般に、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触した後は、手洗いや手指消毒用アルコールで消毒などを行うようにしてください。
 (参考)厚生労働省ホームページ:動物由来感染症 

【感染様式 問7から引用】

国際獣疫事務局

Q
 人は動物に、新型コロナウイルスをうつす可能性はあるでしょうか?
A
 現在、新型コロナウイルス感染症の症例は、広く人の集団において広がっており、感染した人との濃厚接触を通じて、何匹かの動物は感染する可能性があります。
 新型コロナウイルスに感染した人との濃厚接触後に、何匹かの犬や猫が新型コロナウイルス検査で陽性となりました。OIEに報告された詳細情報については、OIEウェブサイトの「More information」をご覧ください。
 新型コロナウイルスに対するさまざまな動物種の感受性についてより理解し、かつ感受性のある動物種の感染動態を評価するための研究が進められています。
 現在、人から新型コロナウイルスがうつった動物が、このウイルスを拡散する役割を担うという証拠はありません。人での発生は、人から人への接触によって引き起こされるものです。
Q
 新型コロナウイルスと伴侶動物について私たちは何を知っていますか?
A
 新型コロナウイルスの、現在の広がりは人から人への感染の結果です。現在まで、伴侶動物が新型コロナウイルスによる病気を広め得るという証拠はありません。したがって、伴侶動物の福祉を損なうおそれがある対策を講じる正当な理由はありません。
 OIEには、何件かの動物の感染例が報告されています。これらの事例については、OIEウェブサイトの「More information」をご覧ください。これまでのところ、これらの事例は独立した事例であり、犬や猫が人の新型コロナウイルス感染症を広げるという役割を担う証拠はありません。どのような動物が新型コロナウイルスの影響を受け得るかどうかを理解するために、更なる研究が進められています。OIEは、新しい情報が利用可能になり次第、情報を提供します。
Q
 伴侶動物や他の動物が、新型コロナウイルスの病気や感染の疑いがある人と密接に接触している場合、飼い主はどのような予防措置を講じるべきですか?
A
 現時点では、伴侶動物が人のコロナウイルス感染症において重要な疫学的役割を果たすという証拠はありません。しかしながら、動物と人は人獣共通感染症として知られる病気を共有することがあるため、新型コロナウイルスに感染している人は、このウイルスに関して更なる情報が判明するまで伴侶動物や他の動物との接触を制限することをお勧めします。
 動物の取り扱いや世話をするときは、基本的な衛生対策を常に実施する必要があります。これには、動物、動物のフードや食器の周りや取り扱いの前後の手洗いが含まれます。また、キスや、フードをなめたり、シェアしたりすることも避けるべきです。
 可能であれば、新型コロナウイルスに感染している人や治療を受けている人は、ペットとの濃厚な接触を避け、動物の世話を他の家族に依頼することが望ましいと考えます。もしも、感染した方がペットの世話をしなければならない場合は、適切な衛生習慣を維持し、可能であればマスクを着用する必要があります。

世界保健機関

Q
 新型コロナウイルス感染症は飼っているペットからうつりますか?
A
 犬が感染している例は香港において1例ありますが、現在までに、犬や猫、その他のペットが新型コロナウイルスを伝染するという証拠はありません。新型コロナウイルスは、主に、感染した人による咳、くしゃみ、話す際にできる水滴を介して広がります。 自身を守るため、頻繁かつ徹底して手をきれいにしましょう。
 WHOは、本件に関する最新の調査について引き続き監視し、新たな知見が得られた際に更新する予定です。

日本獣医師会

東京都獣医師会