レコードチャイナからです。
https://www.recordchina.co.jp/b624116-s0-c30-d0127.html
「まさに残酷…」韓国の不法犬飼育場の実態に、韓国ネットも大ショック
2018年7月16日(月) 9時20分
2018年7月10日、韓国日報は、韓国の不法犬飼育場の実態について報じた。
記事は、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)河南(ハナム)市にある再開発地区内の不法犬飼育場の様子を伝えている。同飼育場の犬の救出に携わった動物保護団体によると、現場はまさに「残酷」で、犬数十匹が飢え死に、腐ったエサや汚物がごちゃまぜになっていたという。犬たちは6.6平方メートルにも満たない狭いケージ(70余り)に閉じ込められ、虐待された犬の数は200匹を超えるそうだ。
記事によると、河南市は「不法飼育場ができたのは5年ほど前」と説明している。韓国土地住宅公社(LH)が宅地開発に乗り出したことで、不法に犬肉を売って追い出された城南(ソンナム)牡丹(モラン)市場の商人など約60人が補償を狙って「座り込み」のように犬を飼育し始めたものとみられている。
同飼育場では現在、240匹中142匹が残って保護を受けており、命の危険がある32匹については動物病院などに運ばれた。飢え死にしたと思われる20匹余りの死体も発見されている。また大型犬46頭については、今月6日未明に飼い主が密かに連れ出したものとみられている。これを受け、動物保護団体は「市が飼い主と犬を隔離した際、すぐに飼い主の出入りを阻止するフェンスを設置しなかったため、一部の犬が搬出された」と市の対応を批判しているという。
一方、市は今月3日に「犬に対する所有者確認の公告」を出し、LHの情報を基に犬の飼い主と推定される8人を動物虐待容疑で警察に告発。今月中に飼育場の閉鎖措置をとるとともに、残った犬を保護する方針とのこと。
また、LHを批判する声も上がっている。市の公務員からは「再開発ㆍ宅地地区内で補償を狙った動物飼育問題が続いているが、LHが費用問題に消極的に対処している」との指摘が出ているそうだ。
動物保護団体代表は「補償を狙った飼育行為を最初からできないよう、強力な処罰が伴う法的制度を設けなければならない」と主張しているとのこと。
これに、韓国のネットユーザーからは「悪いやつらめ。天罰を受けるべき。犬の命がかわいそう」「どうして罪のない動物を虐待できるの?」「LHも放置した責任をとるべき。市も同じ」など飼い主をはじめLHや市に対する怒りの声が出ている。
また「法を強化すべき」「動物の福祉が重要」「こういう部分が改善されない限り、韓国は発展途上国」「国の偉大さと道徳性は、動物を扱う態度で判断することができる」との指摘も出るなど、かなりの衝撃を受けている様子だ。
一部で続いている「犬肉文化」についても、「ポシンタン(犬肉スープ)文化をどうかなくして!」「現政権はポシンタンをなくし、一つくらい業績を残して」などの声が上がっている。(翻訳・編集/松村)
~転載以上~
以下は、ヤフーニュースより。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20180717-00089119/
“犬食”を法律で禁止に!? 韓国で盛り上がる「犬食賛否論争」と数字で見えたホンネとは
7/17(火) 7:00
本日7月17日は、韓国で「初伏(チョボク)」の日となっている。
韓国には「ポクナル(伏日)」という日本で言うところの「土用の日」のようなものが3回あり、「初伏」はその最初の日。毎年7月11~19日頃で、その日から夏の暑さが本格化するとされている。
韓国では古くからこの日になると夏の暑さに負けないように、栄養価の高いものを食べる。日本で「土用の丑の日」にウナギを食べるような伝統だ。
もっとも有名なのは、サムゲタン(参鶏湯)。ドジョウ鍋の一種であるチュオタンもポピュラーだが、食用の犬肉で作るポシンタン(補身湯)を食べる人もいる。
しかし、ポシンタンを食する風習はイギリスの政府請願サイトで非難を受けるなど、近年は国際世論の厳しい風当たりの中で、その伝統はすっかり薄れていた。
(参考記事:イギリス人9万人が請願サイトに署名!! 非難を浴び続ける韓国の“犬食文化”とその実態)
もっとも、韓国では今現在、“犬食賛否論争”が盛り上がっている。
事の発端は、韓国国会で犬食を禁止する方案が発議されたことだ。
今年6月20日に発議された「動物保護法一部改正案」がそれで、犬を食用目的で屠殺(とさつ)することを禁止とした。さらに別の議員も、家畜から犬を除外した畜産法改正案を発議している。
また大統領府の国民請願サイトでは、犬食禁止を訴える請願に20万人以上の賛同者が集まっている。
国民請願とは、韓国国民がオンラインで韓国政府に希望を申し出ることができるサービスのこと。「女優ペ・スジの死刑を求める」など度を超えた請願もあることで知られるが、20万人以上の署名が集まった場合、政府はなんらかの返答をすることになっている。
乗客の愛犬を射殺した仁川空港を非難
韓国には愛犬家も非常に多く、仁川空港で乗客の飼い犬が射殺された際には、非常に大きな批判が続出したこともあった。
(参考記事:「飼い主には一生のトラウマ」乗客の愛犬を射殺した仁川空港に批判続出!!)
とはいえ韓国の一般的な人々が犬食を嫌っているのかというと、そうではないという数字も出ている。
韓国の世論調査会社リアルメーターが6月22日に調査したところによると、「犬食を法律で禁止すること」に対して、「反対する」が51.5%と過半数を占めたというのだ。
逆に「賛成する」は39.7%だった。半数以上の韓国人が犬食を法律で禁止することはないと考えているというわけだ。
ちなみに10年前の2008年には「犬食の合法化」に対する世論調査が行われており、このときも賛成53.2%、反対27.9%と、犬食に対するポジティブな結果が出ている。
迷子犬が近隣住人に食べられる悲劇も
一昨年には迷子になった愛犬が近隣住人に食べられるという、とんでもない事件が起こっているが、犬食禁止を望む人ばかりではないのだ。
(参考記事:「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖)
実際に韓国国会で発議された改正案を「ポシンタン禁止法」と揶揄する人もいるという。
前出した通り、ポシンタンとは食用の犬を使ったスープ料理のこと。韓国の伝統料理で、初伏に食べるのは、ひとつの食文化だ。
そういった“伝統”や“文化”という角度から犬食禁止に反対する人もいれば、最近は「そもそも個人の自由」として反対する人も増えているらしい。
「犬を食べるかどうかは個々人が決めることで、法律で決められることではない」という主張だろう。
いずれにしても、韓国では犬食が法律で禁止されてしまうかもしれないという段階まで来ていることは間違いない。
熱心な愛犬家から犬食好きまで、両極端な韓国の犬事情だが、どのような結末を迎えるのか、もうしばらく見守っていく必要がありそうだ。
~転載以上~
【署名あり】犬100万頭が殺される韓国の犬肉祭りが始まる。#Stop BokNal