ずいぶん前にこちらの絵本をネットで読み、その設定と内容に衝撃を受けました。


ブログを持った今、皆さまに読んでいただきたいと思い、この絵本をサイトで紹介されている動物愛護支援の会のマルコ・ブルーノさんへご連絡させていただいたところ、快く転載を許可してくださいました。


オーストリア出身のマルコ・ブルーノさんは20歳の時に来日され、作詞家、写真家などとして多彩な活動を展開する傍ら、日本の動物事情にショックを受けられ保護・救済・啓蒙活動を続けられています。


現在は「動物愛護支援の会」を設立、救済活動・里親募集などをされており、殺処分ゼロを目指すために「動物愛護及び保護の改善マニフェスト」も提唱されています。




しっぽフリフリ動物愛護支援の会サイト

http://www003.upp.so-net.ne.jp/HELP/home.htm



しっぽフリフリマルコ・ブルーノさんブログ

http://ameblo.jp/don-harry/




こちらの絵本、マルコ・ブルーノさんや作者の三田玲子さんが本として出版しようと試みられているのですが、出版社からは「内容が厳しい」とされ、残念ながらまだ実現していないそうです。


わが身に置き換えてみると、動物たちの置かれた現実がいかに残酷であるか、いかに異常なことであるかを痛感します。


私たち人間が動物たちにしていることはこういうことなのだと、改めて突きつけられた思いです。

一人でも多くの方に読んでいただきたい絵本です。


コメント欄で構いませんので、一言ご連絡いただけましたら転載OKですので、ぜひ沢山の方へお伝えいただければと思います。





以下、動物愛護支援の会さんサイトより転載です。

(下記リンクからも絵本を読むことができます)

http://www003.upp.so-net.ne.jp/HELP/Recommended/WithDog/introduction.htm



 三田玲子さんの「おさんぽにいこう」という絵本について

問題の多い日本のペット事情にスポットを当てるために、NHKの第1ラジオ放送が「ペットをめぐる5つの気がかり」という番組シリーズを企画しました。この5回のシリーズのトップバッターは私に決まり、平成18年2月27日にアシスタントのマイケルくんを連れて、生番組に出演することになりました。虐待に等しい飼い方をする飼い主、他人に迷惑をかける飼い主などなどの問題を取り上げたところ、ファックスが殺到しました。50分ではとても紹介できないほどの数でした。


番組の終了後、マイケルくんとエレベータに乗り込もうとしたとき、また1枚のファックスが届いたようで「間に合って良かった。自分の絵本を、是非、マルコさんに見てもらいたい人からの連絡です」と番組の担当者から三田さんのファックスを渡されました。

翌日、三田さんに電話をしました。そして数日後、大きな茶色の封筒が届きました。

おそらく、いつもの涙ちょうだいの感動話だろう……と半信半疑で最初のページを開いた瞬間 「えッ?!」。 2枚目、そして3枚目のページを見て、また「えッ?!」。


ホームページの管理で大変お世話になっている方にこの絵本を見てもらったときの表現は「びっ、びっくりな内容ですね」でした。本当、私もびっ、びっくり!
人間と犬が入れ替わった世の中がテーマ。それをまた鮮やかな色合いで描かれているから、インパクトは抜群!

この絵本の発想はユニークだけではなく、色々と真剣に考えさせる内容になっています。皆さんにも、是非、見てもらいたい1冊です。

マルコ・ブルーノ