夕方渋谷のフードショーにトレーニングの後立ち寄った。
夕方なので人出もいつもより多い。私も荷物たくさん持って帰り道を急いで買い物も飛ぶように必要なものだけ手に持って走っていた。
野菜売り場のエスカレーター付近を通過するとき車いすの男性が、それもかなり障害の重い方が、じっと止まっていた。
はじめは誰かお連れの方を待っているのかな、と思って通り過ぎたものの何か気になりしばらく様子をみると、すぐ近くに年配の女性が「そんなことしてたらなかなか通れないよ・・・。」と言っている。
その男性は「一人で行けますから大丈夫です」と片言でいっている様子。
あんなに人がたくさんいるのだから私一人だって荷物たくさん持って人ごみを歩くのも大変な渋谷FOOD SHOW!
咄嗟にお手伝いしなくちゃ、と思ったものの他にも店員の方も近くにいたのでどんなもんかと気になりながらもそのまま何もできずじまい。
その男性は必死に人の手を借りずに自分一人でどうにかしよう、と思っていた様子。でもそんなの無理!
そう思ったのだったらさっとお手伝いして差し上げればよかったのだ。
でもできなかった。
バスに乗ってもあの男性のことが心配でそんな自分がいやになった。
行動に移さなくちゃ何もならない・・・。困っている人がいれば手を貸すのが当たり前なのに。情けない自分。人間失格だわ。
今度そんな状況があったら絶対行動しよう、と決めた。こんなこと書いているなら行動しよう!