油脂はカロリーが高いので気をつけるべき食材です。
オススメは
◆エキストラバージンオイル
加熱しても、加熱しなくても使用できます。
悪玉コレステロールだけを減らすといわれる「オレイン酸」を豊富に含んでいる他、必須脂肪酸やポリフェノ-ル、ビタミンEなどカラダにうれしい成分を含んでいます。
オリーブオイルのエキストラバージンオイルには、脂肪をため込もうとする体の働きを抑える効果があるそうです。
脳や筋肉を動かすエネルギー源として「糖分」を小腸で吸収して体中に送ります。
同時に、「糖分」はすい臓から分泌される「インスリン」によって脂肪に変えられ、蓄積されています。
つまり、「インスリン」が分泌され続ければ、その分脂肪も多く作られるというわけです。
しかし、エキストラバージンオリーブオイルに含まれる「オレイン酸」には、脂肪をため込もうとする「インスリン 」が必要以上に出ないように抑えてくれる効果があるそうです。
オレイン酸は、インスリンの分泌を少量に抑えて、作られる「脂肪」を減らしてくれる=太りにくい体にしてくれるというわけです。
◆亜麻仁オイル
加熱には使用しない方がいいです。
冷蔵庫に保管してサラダにかけたりして使用しましょう。
フラックスシードオイル(亜麻仁油)は自然の驚くほど治療効果のある物質のひとつ。
血管病、癌、糖尿病その他たくさんの体調不良を直したり予防する可能性があり、皮膚のつやがよくなり、活力がみなぎる。
フラックスオイルはこの10年間科学的な臨床実験がなされてきた。
主成分である脂肪酸(オメガ3)の欠乏が広範囲にわたる病気の究極の原因とされている。
事実、オメガ3のような必須脂肪酸が新陳代謝を調整するホルモンを形成していることが発見された。
-自然食品店のチラシより-
◆しそ油
近年シソ科植物の種子から調整したシソ油の需要が高まっています。
その理由は、豊富に含まれているαリノレン酸が注目されているためです。
αリノレン酸に代表されるn-3系脂肪酸には、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患の症状を軽減する効果があるといわれています。
また、αリノレン酸には血栓を溶かしたり、血管を拡張して血液の流れを良くするといった働きも期待されています。
αリノレン酸は、体内で合成することができないため、食物からの摂取が欠かせない必須脂肪酸です。
同じ必須脂肪酸でも、n-6系脂肪酸のリノール酸は綿実油や大豆油など様々な食品に多く含まれていますが、n-3系のαリノレン酸を含有する食品は限られ、しかも微量に含まれているにすぎないので不足しがちになります。
しかも、現代人の食生活では、同じn-3系脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が豊富なイワシやサバなどの青魚の消費量が減少しています。
一方、n-6系脂肪酸を含む肉類の消費量が増加しているため、n-3系とn-6系のアンバランスが生
ており、これがアレルギー疾患が増加している原因の一つとも言われています。
(参考:NIKKEI Drug Infomation)