でも逆に、辛いとき
 
「私は頑張ってる!だから大丈夫だ!」
 
っていう安心感にはなってたと思う。
 
辛い=許される、認められる、
だからHAPPY、それが安心!みたいな。
 
この思い込みは今の私にも繋がっていて
 
どうやら私は「孤独・苦労・辛い」を
選ぶ傾向にあるみたいだ。
 
「苦労は買ってでもするべき。」
「若いときには苦労せよ。」
 
みたいなのが染み付いているみたいだ。
 
なんで、苦労が美徳とされているのかは
分からないんだけど。
 
苦労せず幸せには
なっちゃいけないのかな?
 
幸せになるには苦労の条件がなくちゃいけないのかな?
 
先日出掛けた先に年老いたお婆ちゃん達の会話でこんなのが聞こえてきた。
 
「苦労しておいて本当に良かった」
 
この言葉に、すごく引っ掛かりを覚えたんだ、わたし。
 
あ、話しがずれちゃったんだけど、
 
そう、
 
なんでもかんでも自分一人で頑張らなければならない!という思い込みで
 
私は
人に頼れなくなった
甘えられなくなった
人に弱みを出せなくなった
負けまいと、他人に対して勝手に
勝ち負けで肩ひじ張ってた
 
だから、
 
社会にでて
 
「分からない」が言えなくて追い詰められてた
 
「助けて」が言えなくて大丈夫なフリを必死で覚えた
 
頼りかたが分からないから、上司や先輩、人との連携がとれなくて孤立してた
 
負けたくないと、プライドだけは高く
ミスをすると、悔しくて、自分を責めて、
人の目を気にして、落ち込みやすくなった
 
人間関係がうまくいかない事を負けているような気がして、恥ずかしくて、情けなくて
すぐに退職してしまうことが多かった
 
 
自分が恋愛するときには
 
男の人にもやっぱり
甘えられない、頼りかたが分からないから
 
自分が頑張ることしか分からなくて
 
彼氏との旅行は全て私の運転とか
 
帰りの車内で、彼氏は助手席に寝ているとか
 
私が彼氏の家まで送るみたいな。。
 
旅行先のホテルのアップグレードをするときも
 
私が手配をし、支払いもしていたり。。
 
もう完全!甘えかたを知らない女の男化!
 
みたいな感じだった。
 
でも、なにかやっぱりしていないと
 
不安で仕方なくて
 
一人で家にいても、常になにかに追われているような感じでちっとも安らげてなんかいなかったな。
 
「なにかしなきゃ!」って。
 
だっと、このままの私じゃだめだから
 
このままの私じゃだめだから、
何かしら、なにかをしていないとダメだと
思っていたから。
 
苦しかったな。
 
常になにかを頑張ってないと
いけないみたいで。
 
で、この精神は、今の夫との出会いで
 
大きく変わっていった。