▼前回からのつづき

 

老舗の社会福祉法人の居宅介護支援所に電話をしたところ、ケアマネと思われる女性の方が対応されました。声からすると20歳代後半から30代前半?と思われる比較的お若いかたのように感じました。

 

今回、要介護1の認定をもらったので、ケアプラン作成をお願いしたいということを伝えたたところ、

「新規ですかぁ? う~ん、うちは、みんないっぱいいっぱい(担当を持っている)なのでぇ・・・。今、管理者は不在なんですけど、できるかどうかは管理者に聞いてみないとわかりません。」

 

・・・この対応、明らかに、渋られてる? 嫌がられている?

もしかして、これって、暗黙に断ってるってこと?!!

と、感じてしまう対応でした。

 

1人のケアマネの担当件数は35件程度が基準で、40件以上になると、逓減制で介護報酬が段階的に減少する(減算される)という仕組みがあります。だから、通常はケアマネ一人当たりの担当件数は40件未満です。そこから考えれば、今回の老舗社会福祉法人の居宅介護支援事業所のケアマネは、みんな40件担当をもっているということなのでしょう。こちらもど素人ではないので、その状況は想像できました。

 

それにしても、もう少し言い方があるのでは・・・?! と、思わずにはいられない対応でした(あくまでも、momoko-mama的には)。

正直言って、ここで受けてもらっても、担当をいっぱいいっぱい持っていることを言い訳に、タイムリーに対応してもらえない可能性もあるのでは・・・なんてことまで考えてしましました。

 

有能だけど相談の時間が十分とれない忙しいケアマネさんと、ケアマネとしての実力は普通だけど、しっかり時間をとって一緒に考えてくれるケアマネさん。どちらがいいかと聞かれれば、momoko-mamaは後者を選びたいと思います。ケアプランは、利用者とその家族の望む生活をどのように実現するのか・・・、つまり、始まりは利用者とその家族の生活や思いを共有することからです。特に、認知症高齢者のニーズはつかみにくところがあります。だからこそ、誠実に向き合っていただけるケアマネさんを求めます。理想論かもしれませんが・・・。

 

そんなわけで、他を探すことにしました・・・(つづく)。