22日、日本芸術院が令和5年度日本芸術院会員候補者を決定し、文部科学大臣に上申、令和6年3月1日付けをもって、文部科学大臣より発令の予定とのニュースがありました。今年は知っているお名前が多かったように思います。

<小説・戯曲>の小川洋子氏、筒井康隆氏、<まんが>の萩尾望都氏、<舞踊>の吉田都氏、<演劇>樫山文江氏など。

 

小川洋子氏が芥川賞をとられた「妊娠カレンダー」も、その昔、読んだような気がします(本の装丁の記憶だけが残ってます)が、やはり、なんといっても「博士の愛した数式」が好きです。実は、一昨年の引っ越し時(老後に備えて住み替えました)に、自宅にあった大量の本を整理したのですが、その時、この「博士の愛した数式」が3冊も出てきました(2冊は文庫本、1冊は単行本)。文庫本はmomoko-mamaのあと娘が買ったようです。このパターンはよくあるのですが、そのあと、単行本を買ったのは・・・??? 最終的に、1冊を残して、あとは処分しました。現在、目の前の本棚には昨年9月に刊行された「掌に眠る舞台」があります。新聞の読書欄で紹介されていて購入したのですが、まだ読めていません・・・。

 

萩尾望都氏は、「ポーの一族」とか「11人いる」「百億の昼と千億の夜」の時代、よく読んでました(個人的には、花の24年組の中では、萩尾氏より竹宮恵子氏が好きでした)。でも、なんといっても「トーマの心臓」が最高ですね。陰のあるユーリが好きでした。そういえば、作家の森博嗣氏が、この「トーマの心臓」を小説化されています。22年に文庫本化され、それを見つけた娘がプレゼントしてくれました(娘もmomoko-mamaも森博嗣氏は好きです。この話は、また別の機会に・・・)。

 

吉田都氏は、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを22年間も務められたことで有名。新国立劇場舞踏芸術監督になられて、NHKでドキュメンタリーとかが放映されていました。momoko-mamaは、バレエも好きで、東京にいる頃にはよく舞台を見に行っていました。クリスマスシーズンのくるみ割り人形は、バレエ団により志向が異なり面白かったです。ただ、地方都市では、なかなか見る機会のは恵まれないのが現状。残念ながら、吉田都氏の生舞台は見たことがありません。しかし、年齢を見ると、58歳となっていて、実はmomoko-mamaとあまり変わらなかった??? ことに驚いています。momoko-mamaよりずっとお若いと思っていたので・・・。それだけ長く舞台に立たれていたということなのでしょうね。

 

それにしても、「日本藝術院」っていったい何??? 

HPで調べてみると、日本芸術院令という政令で「日本芸術院令日本芸術院は、芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関とする」と定められていました。そう言われても・・・って感じですけど、実は、先日亡くなられた小澤征爾氏も会員でした。新聞記事によると、会員は終身で、年間250万円支給されるそうです。もしかして、momoko-mamaの年金予定額より多いのでは。この予算はどこから出ているのかなあ・・・と考えてしまった庶民のmomoko-mamaなのでした。

 

 

※本日2本目の投稿です。昨日、投稿が間に合わなかったので、ぞの分を含めて2本になりました。通常は、時間のある時に書いて、予約投稿しています。