先日、「もの忘れ・認知症相談医」で「脳血管性認知症」と診断された母。

まだ、独居生活ができていて、問題はありつつも、なんとか基本的な生活は維持されているのですが、こちらが見ていて「・・・???」の行動も多いです。聞いても、ことばで正しく答えが返ってくるとは限らない・・・。

「ホントのところはどうなんだろう?」

同居していない認知症高齢者の生活は、具体的には見えない部分が多い。

 

毎日の生活の基本は「食事」。現状として、ご飯を炊くこと、電子レンジで温めることはできるのですが、「調理」はできない(しない)ので、朝食は仕事に行く前に、momoko-mamaが持参しています(みそ汁とおかず)。夕食は「配食サービス」を利用中。昼食は、基本的にはパン食で、買い置きしてあるものを自分で食べてもらっています。

「お昼ご飯、何食べたの?」と聞いても、明確に答えは返ってこないので、物の減り方とごみの状況から、何を食べているのか推測します。

 

最近気づいたことは、周期的にブームが変わる・・・ということ。これまで毎日食べていたものを、突然食べなくなったり、逆によく食べるようになったり。先週から今週にかけてのブームは「牛乳」。これまでずっと、1週間で900ml×2本だったのですが、今週は足りなくなって買い足しました。

本人曰く、「わたしゃあ、昔から『牛乳』が好きだから・・・、」

まあ、確かに・・・。でも、それだけでは説明できないよね。

 

先が読めない認知症高齢者の行動。なかなか興味深いのですが、それに合わせて支援するのは、正直、なかなか大変だなあと思う今日この頃です。