最近、私の中で

衝撃的なパラダイムシフトが

起きました。

 

 

 

 

皆さん、

 

「中高年の引きこもり」

 

って、聞いたことがありますか?

 

 

 

 

社会問題としてよく

テレビなどで取り上げられている、

あれです。

 

 

 

 

「中高年の引きこもり」で検索すると

一番上に出てくるNHKの記事によると…

https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/articles/crisis_09.html

 

40歳~64歳の引きこもりが、

推計61万人に及ぶとのことです。

 

 

 

 

私は昔、

 

「本人も親もつらいよね、

難しい問題だなぁ…」

 

と、思っていました。

 

 

 

 

それがですね、今回

私の中で反転したんです。

 

 

 

 

ちょっと長くなりますが、

今日はそれをシェアしますね。

 

 

 

 

 

ゆめみる宝石

 

 

 

 

 

この問題を理解するために

使うのがメンタルモデルです。

 

 

 

 

昨年発売されて、

コーチング業界では

話題沸騰らしいこの本。

 

 

 

 

 

 

 

私も紹介記事を書いたので、

まだ読んでいない方、

概要を知りたい方は先にどうぞビックリマーク

https://ameblo.jp/momoko-kawakita/entry-12545576606.html

 

 

 

 

メンタルモデルは

ざっくり言うと、

 

 

 

 

宝石白 私たちはみんな

根底に抱えている痛みがある。

 

 

 

宝石白 知らず知らずのうちに、

この痛みを回避・克服するための

行動を取っている。

(=人生をそれだけに使っている)

 

 

 

宝石白 この痛みは、4つのタイプに分けられる。

 

① 価値なしモデル

(私には価値がない、という痛み)

 

② 愛なしモデル

(私は愛されない、という痛み)

 

③ ひとりぼっちモデル

(私はひとりぼっちだ、という痛み)

 

④ 欠陥・欠損モデル

(私は何かが欠けている、という痛み)

 

 

 

 

自分のモデルを

何となくでも認知することで、

痛みの回避・克服行動だけの

人生から離れることができる―

 

という内容でした。

 

 

 

 

それで最近、

この『ザ・メンタルモデル』の

続編のような本が出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この本も、

マジで素ん晴らしいですビックリマークビックリマーク

 

読み終わるのが惜しいほど。

 

 

 

 

これは『メンタルモデル』を

体系化した由佐美加子さんと、

前野さんという方の対談本なのですが…

 

 

 

 

由佐さんのお話しに、

もう首が千切れるかと思うくらい

首を振って頷きましたビックリマークビックリマーク

 

 

 

 

本の中でも触れられていますが、

私も読みながら思ったのは

戦後の学校教育は

 

「価値なしモデル」

 

を産出するものだったのだと思います。

 

 

 

 

なぜなら、企業が

価値なしモデルを求めていたから。

 

 

 

 

価値なしモデルは、

ピラミッド構造に向いています。

 

 

 

 

組織に順応し、

バリバリ働き評価を得て

さらに上を目指す―

 

というのが、

できる人たちだから。

 

 

 

 

で面白いのが、

メンタルモデルを使って

今の企業の悩みを

紐解いている点。

 

 

 

 

116ページ

 

 

 

由佐

「価値なしモデルはだんだん淘汰されているようで、最近は減っています。

 

若い世代には少なくなっている気がします。」

 

 

 

前野

「メンタルモデルは世代で違ってくる?」

 

 

 

由佐

「どうやら、そのようです。

実際、価値なしの若い人に出会う機会は最近減っています。

 

若い世代に多いのは、欠陥欠損モデルではないかと。」

 

 

 

(中略)

 

 

 

由佐

「その世代差のせいで、今、組織では、年上の価値なしモデルが、若い欠陥欠損モデルの子たちに不満をいう構図が生まれています。

 

価値なしは欠陥欠損をうまくマネジメントできないからです。

 

「なぜもっと価値を出そうとしないんだ」と怒ってしまう。」

 

 

 

前野

「そうなるでしょうね。」

 

 

 

由佐

「少なくない組織が、そこで苦労している。

 

大企業の上層部は今、ほとんどが価値なしモデルに占められていますから。」

 

 

 

(中略)

 

 

 

由佐

「そうした組織が「ダイバーシティだ」「多様性を高めよう」といっている。

 

価値の有無が重要で、価値を出せるかどうかで人間を見ている人がピラミッドの上にいる状態では、無理があります。

 

組織のなかにいる価値なしモデルの人が統合しないまま、組織モデルを進化させるのはかなり難しい。」

 

 

 

 

 

ここ、めっちゃ面白くないですか!?

 

 

 

 

私は組織にいたことがあるし、

しかも欠陥欠損モデルだから

もう肚の底から共感しました。

 

 

 

 

実際、「使えない」って罵られたことあるしイヒw

 

(私に「使えない」と言った人が、

恐らく価値なしモデルだということは

今はよく理解できます)

 

 

 

 

でですね、もう一か所引用しますと…

 

 

 

 

由佐さんの体感では、

価値なしモデルは減っていて

欠陥欠損モデルが増えていると。

 

 

 

 

そのことに対する、

由佐さんの解釈に

私は痺れました。

 

 

 

 

124ページ

 

 

 

由佐

システムを変えるために、あえて社会に適合しないメンタルモデルを持つ人たちが生まれてきている

のだと考えるのもおもしろいと思います。」

 

 

 

前野

あえて社会に適合しないメンタルモデルを持つ人を増やすことで、社会の変化を促している

ということですか?」

 

 

 

由佐

「個人的には、そういう気がするんです。

 

これから、これまでのピラミッド組織と

対極の世界線を牽引していくのは

欠陥欠損モデルの人たちなのかな

 

と注目しています。」

 

 

 

 

 

全世界の欠陥欠損仲間~ビックリマークビックリマーク

朗報です~~ビックリマークビックリマーク

 

これからは、私たちの時代だって笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

これを読んで、私は

 

「やっと理解してもらえた」

 

という感覚がありました。

 

 

 

 

それに、これから世界は

もっともっと面白くなる、

とも思いました。

 

 

 

 

 

で、ここから

冒頭の社会問題と繋がります。

 

 

 

 

 

「今からようやく、

価値なしモデル優位の

ピラミッド型の社会から

 

欠陥欠損モデルが先導する

フラットな円、輪、調和の社会へと

移行していくんだ…」

 

 

 

 

と、未来への希望を感じた私は、

すぐにこんなことを思いました。

 

 

 

 

「いや、待てよ…

 

今欠陥欠損モデルが

市民権を得たということは、

ずっと前から社会を変えようと

活動してきた人がいるはず…

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

誰だと思いますか?

 

 

 

 

そう…

 

 

 

 

 

中高年の引きこもりビックリマークビックリマーク

 

 

 

 

 

価値なし全盛期の社会では、

「問題」として取り上げられ

報道されてきた中高年の引きこもり。

 

 

 

 

彼らは、社会の構造を変えようと

あえて違うメンタルモデルを持って、

この世界に飛び込んできた

先駆者だったのですビックリマーク

 

 

 

 

これからの世界の土台を、

作ってくれていたわけです…。

 

 

 

 

私の世代でさえつらかったのに、

さらに20~30年前に

欠陥欠損として生まれるなんて、

もう本当にきつかったと思う…笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

社会の主流である

価値なしモデルの考え方に、

欠陥欠損モデルとして抗う。

 

その方法が、「引きこもる」という形だった。

 

 

 

 

社会が変わるまで、

自分を貫いたわけです…。

 

 

 

 

もうね、純粋に尊敬します。

私には絶対、できなかったから。

 

 

 

 

 

ゆめみる宝石

 

 

 

 

 

改めて思ったのは、

この世界は本当に

ひっくり返っている

 

 

 

 

問題は問題ではなく、

問題を創り出している人は

実は時代の先駆者だった。

 

 

 

 

価値なし x 欠陥欠損は、

メンタルモデルを理解していないと

なかなかキツイ組み合わせだと思う。

 

(私たち夫婦もこの組み合わせ笑い泣き

 

 

 

 

欠陥欠損は価値なしの

サンドバッグになってしまうから。

 

 

 

 

でも、価値なしモデルの悲しみは

計り知れない。

 

自分の価値が、他人の評価だから。

 

 

 

 

「みんな、つらかったよね」

 

「これから、みんなで社会を良くしていこう」

 

「私もあなたも素晴らしいよ」

 

 

 

 

と言って

お互いの痛みを抱きしめて、

生きていきたいですね。。

 

 

 

 

もう本当に、

誰かを責めたり叩いたり、

あるいは自分は被害者だからと

何かを要求したり…

 

 

 

 

そういう自己表現は、

終わりにする時代だと

個人的に思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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内容の詳細は、こちらの記事に龍

 

「あなたのその人間関係の悩み、

私が先に体験しておいたよ!」

https://ameblo.jp/momoko-kawakita/entry-12517124419.html