皆様、新年あけましておめでとうございます、

と言えない年になりました。

 

被災地の方々や親しい親族をなくした方々には、慰めの言葉も見つかりません。

すみません。

 

ですが、例年行っている

エホバの証人(日本)の奉仕報告グラフのアップデートです。

明るくやるつもりです。

 

今回グラフは二つ(2008年度~2023年度)です。

 

① 日本の伝道者数の推移

日本のバプテスマ数と平均伝道者の年間増加数

 

昔書いたグラフ(信者数の今後60年の推移予想)も一枚、そのあとに挿入してます。

 

ぐちゃぐちゃ書いていたら(ぐち?も増えて)、5千字近くなっちゃった。

あぁ。。。

なので、ま、適当に飛ばして、グラフだけ見てもらえればいいかな。

 

最後に支部委員へのメッセージもあります。

支部委員は、是非お読みください。

(→ 読まねーよ。)
 

しかしグラフを見る前に、まず、

 

(コロナ期間は?)

日本におけるコロナ禍の期間をどう区切るか、特にJWの宣教への影響を考えてどう区切るかは決して簡単ではないと思います。コロナを受けて組織のルールも変わりました。伝道者数の定義とか、開拓者の要求時間とか(→ ま、小手先のチェンジだな)。

 

コロナによる(法的強制力はないが、かなり強い)行動規制が(志村けんさんが亡くなった後の)2020年の4月頃から、そしてコロナの5類移行が2023年5月8日からでしたので、コロナ禍の期間が2020奉仕年度の後半ほぼ1/2から、そして2023奉仕年度のほぼ3/4までだったと言っていいでしょうか。

 

でもグラフに書き込んだコロナ期間は、まあ、ざっくりこのあたり的な感じです。

 

・・・・

 

では、今年(2023年度)のグラフをどうぞ。

(2023奉仕年度は前年2022年9月から当年2023年8月まで)

 

(→ なお、続くこのカッコ内は、JW的世界観でグラフを読んで楽しんでいます。一種のジョーク、一種のぐちです。)

 

① 伝送者数(最高数と)平均数

赤線が伝道者の最高数

青線が伝道者の平均数

 

【概要とおしゃべり】

2021年以降、伝道者数が(最高数、平均数、共に)上昇している。

 

(→ うぉ~、聖霊の働きか??)

 

2022年では、今までの経過に基づく予測よりも約4,000人(全体の約2%)ほど多い2023年では同じく予測よりも5,000人(全体の約2.5%)ほど多い

 

・2021年、2022年の伝道者数の回復を見るとV字回復?2023年は21万5千越えになる?とも見えましたがね、再増加はほぼ頭打ち(思ったとおり)。

 

(→ 聖霊、途切れちゃったみたいですよね。 熱烈に祈る??)

 

・だってね、再増加とその頭打ちの原因が原因だったからね。去年も書いたけど、2021年から伝道者数の計数方法が変わり、従来の「月1時間以上宣教した人」から「ちょっとでも宣教した人=自己申告」へと変更になり、”伝道者数のインフレ”が起きたことが最大の原因でしょ。

 

つまりスカスカの増加。見た目だけ・数字だけの粉飾決算。

つまんねーこと、すんなよ。

まぁ世が世だから、JWもおんなじようなこと、するのね。

 

そういう宗教組織に、全然、魅力は感じません。

恥ずかしいだけ。

 

ま、そう言う私は訳あってかなり貧相な服装、見た目がかなり恥ずかしいようです。ごめんね。

 

・あと、逆に言えばですけどね、今までの伝道者数全体に対して2~3%程度にあたる人達が不活発だった(月に1時間も伝導しなかった)ってことですかね。70名の会衆であれば、あれ、あの兄弟どうしたかな~? めったに伝道で見ないよな~、って信者が二人ぐらいいて、今回の「伝道者定義の改定」でちゃっかり伝道者になっちゃっているってことになりますね。皆さんの会衆ではどうでしたか?

私がいた会衆では、私がそうでしたよ、昔の話ですが。(笑)

 

でもね~、思い出話だけどさ、不定期不活発になるとね~、会衆の中での扱いが、そう、どこかよそよそしく冷たくなったりすることがあるんだよね~。

 

(→ 本当に”愛”のある組織だったよね~。霊の実だよね~。)

 

経験者は語る元気なし。

 

次。

 

・あと、他にも伝道者数の再増加の要因として考えられるのは、これも去年書いたけど、コロナ禍やウクライナ戦争によって信者自身の“終わりの日信仰”がグルグル強化されたが故に伝道者数が増えたというありがちな話。

 

・残念なことに、今年は年初から令和6年能登半島地震もあったから、彼らの中ではますます“終わりの日信仰”がさらにグルグル強化されてんじゃないかな。

 

・でも、来年は伝道者数が再減少すると思います。たぶん平均数で21万4千未満じゃないか?

 

(→ 来年の聖霊の働きを、グラフからおおよそ予測できるのね。 ん? あなた預言者?)

 

 

次。

 

 

 バプテスマ数と平均伝道者増加数

・赤線が、バプテスマ数。

・青線が、平均伝道者の年間増加数。

・赤線と青線の差(2023年であれば、2,106 - 316 = 1,790人)が一年間で組織を離れた人数(亡くなった方も含む)。これ、これからもっと増えると思うけどな~。

 

【概要とおしゃべり】

伝道者の増加数(青線)が、2012年から2020年頃まで毎年平均してマイナス700人前後だった。つまり減少だった。

 

(→ やっぱり聖霊が取り去られてたのね。あら大変! でも責任はどこ? え、統治体? いえ、日本支部? いいえ、きっと背教者のせいよ! サタンだわ、サタン!)

 

いやね、サタンが何したって言うんだよ。。。

 

オレがサタンか?

このグラフがサタンか?

なら、元データ出してる統治体がサタンだろうが。

 

 

『ペンギンがサタンか??』(→ Nスぺ『神の子はつぶやく』より)

 

 

話を元に戻しましょう。

 

 

伝道者の「年増加数」も(”伝道者数のインフレ”のあおりを受けて)今までの 年 -700前後 から +1,417 へと約2千名の(数字だけの)増加

 

・しかし2021年からの”伝道者数のインフレ”も当然(実態の伴わないバブルなので)減衰してきています。伝道者の「年増加数」の推移が、

 

1,417(2021年) → 917(2022年) → 316(2023年)

 

と変化。

 

・であれば、この「年増加数」自体が毎年500~600の減少となってますから、この「年増加数」自体が次は2023年から700ぐらいの減少を見込めそうで、結果、(316-700 = -384)つまり、

 

→ -400(2024年の「年増加数」、ざっくり予測)となる。

 

で、平均伝道者数が214,144(2023年)だったので、

そこから-400すれば213,744。

つまり平均伝道者数がざっくり21万4千人切り(2024年度の予測)。

 

ということになるわけ。

 

(→ へ~、組織に対する聖霊の働きを、こうやって予測するわけねェ~!)

 

でもその後はね、日本JWの超高齢化の影響もあるから、伝道者数2025年ぐらいから10年ぐらいは、毎年千人ぐらいずつ減っていくんじゃないか?

 

まず間違いなく、2030年前には伝道者21万人時代とはお別れですね。

支部委員の皆さん、でもこれ、みなさん結構頑張ってると思いますよ。

諸会衆の信者の皆さんの忍耐と辛抱をほめてあげるべき。

 

だって、自分が以前推計したものだと、”伝道者数インフレ”を2~3%加えたとしても、2030年には20万人を切っていると思ってましたから。

ん、2020年予測数211,000人はほぼ当たってましたけどね。(現実:211,494人)

 

2018年3月17日の記事より

 

 

ま、将来どうなるかは、しらんけど。

 

 

・・・・・

 

 

次。

 

 

・②のグラフのバプテスマ数(赤線)を見ると21年に最低数を記録したものの、2年連続回復している。

 

(→ やっぱり、聖霊に見捨てられていないんだわ~! このままV字回復よっ!!)

 

原因は何? やっぱり未受洗信者にあった”終わりの日”危機感がコロナ下でいや増したせいでしょうかね? 「バプテスマ受けないと滅ぼされる!」的な。そう、恐怖心ね。うん、強調しておく。

 

愛じゃなくて、恐怖心ね。

 

・ところで組織で最近、集会でこんな話が扱われたんだとか。

 

昨奉仕年度中,日本で司会された聖書研究の数は平均8万9612件で,2022年度との比較で20%も増加した。また,2106人がバプテスマを受けた。これは過去7年間で2番目に多い人数だった

 

(情報はこちらから↓)

 

いやいや、日本支部、信者にグラフ見せなさいよ。過去7年で2番目に多いのは確かにそう。でもこれ、過去8年で3番目、過去9年で4番目、過去10年で5番目、過去n年で(n-5)番目(ただしn=7,8,9…,どこまで過去に戻るかな?)だよ。

 

ばかばかしい、というより人をばかにしてんのかな、日本支部。

でなければ、やぶれかぶれだヨ。

大丈夫か?

 

・・・・・

 

・グラフ②を見れば、バプテスマ数(赤線)は2015年頃から2千人前後でほぼ横ばい。なので2023年に(バプテスマ予備軍の)”在庫が吐けた”ぶん、2024年以降の数年はバプテスマ数が逆に2千人を切るんじゃないか?

 

これ、JWにとって、べつに励みになる情報でもないはずだけど。

信者に情報リテラシーがあればだけど。

JWって、目先だけの、自分に都合の良い情報だけで生きている人たちなのか?

 

 

にしても、程度がひどすぎないか??

 

 

・・・・・

 

 

・どちらにしろ、2008年以降のバプテスマ数のデータに基づく近似直線の傾きは-121.15

 

・つまり、バプテスマ数は毎年120人程度減少していくことが見込まれる。多少の増減はあっても、これがデータから見た全体的な傾向

 

・たとえ再度コロナ禍みたいなことや、千島海溝沿いの巨大地震みたいなのが起きて一時的な増加があったとしても、組織の中を見ても外を見ても、バプテスマが大規模に増える要因って、見えないでしょ?

 

 

・・・・・

 

 

で、支部委員は、その状況を手を加えて見ているのが仕事? 違うよね。


じゃあ、どうすれば伝道者やバプテスマが増えるかって?

 

答えは、めちゃめちゃ簡単。

 

 

JWという宗教自体を、信者にも部外者にも、魅力的なものにすればいい。

 

 

で、どうすれば魅力的になるかって?

 

 

それも簡単。

 

 

入信した信者とその家族が「あぁ、幸せ~!」って感じて暮らせられればいい。「ハルマゲドンが来なくたって、ここに居られて幸せ~」って。

 

 

時間はかかるけど、そうするしかない。

でもね、いまね、その逆でしょ。

知ってるんでしょ。(← 平井堅『知らないんでしょ?』より)

 

 

会衆内、その背後に、渦巻く不幸と緊張。

多くの若者たちはすでに組織を出てゆき、残された母たちにはとてつもない不幸。

残った若者たち(もうだいぶ年取ったけど)は死んだような眼をして貧困生活。

そして皆は「終わりの日」と「周囲の目」を恐れた信仰生活。

さらに世間からは厳しい目が注がれる、けれどもそれは、実は、自業自得。

 

 

それは本当に、キリストに対する愛と信仰のある生活なのか?

 

 

・・・・・

 

 

支部委員に告ぐ。

 

もしこの組織を本気で、再度、活性化させたいなら、信者自信を幸せにしなければならない。そのためには、当然、教理と組織の屋台骨から作り変えないといけない。

だとすると、たぶん、あなたは”背教者”にならなければならないでしょう。

 

 

でも、いやだよね~、そんなの。

 

 

いまのまま、周りからチヤホヤされて生きていく方が、いいよ。

きっと。

もちろんそれが ”人間として、どうなのか” はともかくとしてさ~。

 

 

・・・・・

 

 

でも「どっちがいいかは、わからないのよ~」

(→ わかる人にはわかる言葉です。皮肉かもしれません。はい。すみません。)

 

 

ただ自分があそこに残っていたとしら、今より幸せだったとは想像できないですが。

 

 

・・・・・

 

 

ま、ともかく、みなさん、

JWの方々も、アンチの方々も、一般の方々も、

苦難にあっている方々も、うれしいことがあった方々も、

 

 

この一年、とにかく少しでも、よいお年に!!

 

 

(記事の終わり)