私の今の一番の悩みは自分の母親を大切に思えないことです。


母とは年に2回ほど会うぐらい。

隣県に住んでいて、電車で一本。ライン連絡も2〜3ヶ月に1回です。冷たいですよね?私。


積極的に会いたいと思わないし、話したくもない。

夫が病気で長期入院した時も母にはなにも話しませんでした。大騒ぎして母のほうが体調を崩すのが目に見えていたので。


母と姉は近距離に住んで子供の面倒をみたり、触れ合って生きているようなので孤独でもないし、特に私がなにかしなくてもいいのですが。


もし母が将来老人ホームに入って、認知機能が弱まり私を認識できなくなったらもう会いには行かないと思います。

亡くなるまで1度も行かない可能性もあります。


青木さやかさんが自身のお母さんと不仲であったが、晩年よく会いに行って親孝行できたというコラムを読みました。私も青木さんみたいにできるかなぁ。

せめて子供達に親を大切にする私の背中を見せないとなぁ。


タイトルのわだかまりの件なのですが、成人式のことです。

私は成人式には行きませんでした。今思うと本当にくだらないのですが。


私のまわりは富裕層が多くて友達はみんな買ってもらった着物か、レンタルで60万円みたいは豪華な着物を着る予定でした。

いっぽう我が家にはなんの用意もなく、親にはスーツを着ていくよう勧められました。

みじめな気持ちでした。

成人式には行きませんでした。


親は結構散財するほうで、いつもわけのわからないものを買っていました。デパートで買うような服を着ていました。

なのに成人式にはなにもないと。


わだかまっていました。20年間。


最近気がついたんですが、「私は集団行動が苦手だからどちらにせよ成人式には行かなかったであろうな」

たとえ100万円の準備費用があろうが、絶対に振り袖を借りることはなかったであろうな、と。

100万あったら別のことに使うよ。


だからこの振り袖のわだかまりはもうなしにします。

こうやってちょっとずつ、母への不満とかわだかまりをなくしていく作戦。

過去へ回帰して回復していきたい。