5歳の時の話です。


日常がままならないほど酷い癇癪

できないことが多い、保育園にすら送り届けられない

姿勢が悪く、座っていられない


正直言って、この頃私は息子にかなりイライラしていました。


ペラペラ喋るので、いろんなことをわかっているはずなのに、なぜできない??


産まれたばかりの妹と、2人揃って泣いたり、

喚いたりするので私は息子の頬を叩いた


「うるさい!!」って。

3回は叩いた。


夫は出張。実母は鬱病。あとの親戚は遠方。

産まれたばかりの妹、癇癪の兄。


叩いたこと、本当に良くなかったと思う。

もっと早く病院に繋がれば良かったと思う。


その時は、「自分は普通に子育てできる!頑張れる!」って思ってたんだ。



話は戻りまして魂が抜ける



5歳で診察を受け、発達障害の傾向ありと言われる

療育に通いだす

息子に変化が!でしたね。



まず、病院で処方された漢方で癇癪が

100から60ぐらいに減った

その後もドンドン減っていった


先生から、「お母さんが変わったね!」と言われた


イライラお母さん、息子に

「ちゃんと座りなさい!」って言ってた


息子は曖昧表現が驚くほどわかっていなかった。


「ちゃんと座りなさい」→「お尻はこの位置にして、背中を椅子の背もたれにもう少し近づけてね。」


ここまで言わないとわからなかったらしい。

教えてあげたら姿勢はすぐに改善した。


つまり、私は「息子自身ができなくて困っている」ことがわかっていなかった。

言葉が達者な息子には、言葉で伝わると思っていたのは間違いだった。


できなくて困っていることがわかってから、丁寧に優しく教えてあげることで息子の癇癪も減った。


民間療育は集団活動(ソーシャルスキルトレーニング)と、サーキット運動

ブランコ的なやつや、平均台、トランポリン、鉄棒など短時間でグルグル回って何回かやる

先生がしっかり体を支えてサポートしてくれる


行き始めて1ヶ月、週に1回だったので4回行って、

休みの日に公園に行った


突然すべての遊具にチャレンジし始めた!


すべり台、ブランコ、さらに雲梯、ネットを登るやつ


1日で制覇した。本当に驚いた。


体の使い方がわからず、体幹が弱くて不安定だったので、普通の人が思うよりずっと「遊具をやることが怖かったんだ」とわかった。


療育Aの先生は息子が何をしても褒めてくれる。

「すごい!うまいじゃ〜ん!出来るね!」

そして、できる!と自信がついた。


そういう関わりが必要だったんだ、、、