塩焚きの時
モクズガニの味を知ってしまった
次女の記録
😂





















































日中、頭も身体もフル回転の
今日このごろでして、
経験値が日々アップするのも楽しく
充実した毎日を過ごしておるのですが、

さすがに夜になると眠氣に勝てず
洗濯機を回しっぱなしで寝てしまい

深夜に
ん?ああぁあぁ〜💦

(洗濯物しわしわ)

…ということを
何回か繰り返している

ももじです🍑il||li ←学習しろ

しばらくの間は
コメントの返信や、ブログの訪問が
遅くなってしまうかもしれませんが、
ゆる~く見守っていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします🙇‍♀💦




さて、
ブロ友魂友さんは、
既に観ておられる方が
ほとんどのような感じもする

『すずめの戸締まり』

以下、ネタバレあり
感想&妄想考察を
お届けしま〜す指差し





新海 誠さん作品といえば、

過去に全く予備知識無しで観た
『君の名は。』で
突然の涙腺崩壊泣くうさぎ←自覚なし

まだ幼なかった娘から

よしよし( T_T)\(^-^ ) 

ってされたのが、

今となっては
懐かしく微笑ましい思い出です。



日本神話や古代の歴史について
果てしなく造詣の深い新海さんですから
神オタにとってツボな作品であることは
間違いないと思っておりました✨

もちろん今回も
しっかり泣きましたよ泣くうさぎ



そもそも
去年この映画が公開される以前から

『開く』が、
わたしの大切なテーマだったので

そのタイミングでの

『戸締まり』とは
…一体何ぞや凝視びっくりマークはてなマーク

その辺もすごく氣になっていました。

出来ることなら
映画館で観たかったなぁ~🥲

人密集でも
具合い悪くならん程度の
タフさを身に着けたい💪

(あ、長女は友達と観に行ってました🍿
クライマックスでポップコーン撒き散らし
友人たちの、ひんしゅくを買ったらしいよ😂)



結局待ち切れず、TOLAND VLOGで
ネタバレ予備知識を仕入れてしまう私(笑)

実はこの解説動画だけでも
泣けてしまいました🥲

そうか…「開く」と「閉じる」は
表裏一体、ワンセットよね
と、一人で勝手に納得する。



特に、宗像家の祝詞は
自分にとって大切なキーワードの
『産土』という言葉が
含まれているからでしょうか?
今でもこみ上げて来るものがあります。


かけまくしもかしこき

日不見(ひみず)の神よ。


遠つ(とおつ)御祖(みおや)の

産土(うぶすな)よ。


久しく拝領つかまつった

この山河(やまかわ)


かしこみかしこみ、

謹んでお返し申す。


「すずめの戸締まり」より


そして、

地震が起きる原因となる

「ミミズ」というものの姿形は


2011年のお正月に出て来た

あの「タタリさん」にとてもよく似ていて、

予告編を目にした時

わたしはドキッ💓としました。


つづのかん 


しかも最終的に、
東京上空🌆で巨大なうずうずになるんよー
あの渦巻き状態🌀も
なんか見覚えあるんだわ😅

その土地に暮らす人の心
意識の在りかたが
どれだけ大きな影響を与えているのか?



何回か突然変異したかもしれんけど
私たちも自然の一部であることに
今も変わりはないわけで

新海さんの書く物語には
均衡を失ったことによる「災害」と
それを起こす要因となる
「人の心のひずみ」というものが
繰り返し現れているのですよね。




これは
私の感覚でしかないので、
話半分に読んでいただきたいのですが…

天氣の変化や
地震も噴火も隕石すらも
言わばバランス調整のために起きることで

本来なら善悪のどちらでもなく
もののけの森のししがみ様のように
時に命を奪いもすれば、与えもするモノ
それが自然であったのです。

かつて、いにしえの
あの時代に生きていた人々は皆
誰に教わるでもなく

命はめぐりめぐって
形をたえず変えつつも、魂は滅びず
大きな循環の内に在ることを理解し
それを身体感覚として
「知っていた」はずです。

それはなにも特別な能力ではなく
大人も子供も全員が
本物の生きた智慧を持つシャーマンだった。



その豊かな意識から
切り離されてしまったのは
いつの頃なのか?



「恐れ」か「欲」からか
自然をコントロールしようとした
人々の思惑がこの「ひずみ」を生み出し
長い年月を重ねていった結果として
災害をより激甚化させている

そう思うと、
やりきれない悲しみを感じますが…



残された時間は
もうあんまり無い氣がするので

悲しみや嘆きに囚われているより
今、与えられている時間に感謝して
過ごしていきたいと思うのです🍀

と、脱線が止まらなくなるので
私個人の覚悟はまぁ置いといて😅





あらためて
この映画を二日連続で観た感想として

わたしが一番感情移入してしまったのが
鈴芽でも草太でもなく
ダイジンってとこがね、

もぅ泣けてたまらんわけですよー泣くうさぎ

しかも一番切ないシーンの時に
サヒメが膝に乗ってくるもんだから、

思わずその背中に顔をうずめて
号泣しそうになったわ。
(流血必至🩸😼だから堪えたけど)



ダイジンって初見では
そんなに可愛いと感じなくて(失礼)

映画を見たら、動きや声はキュートだから
怖かわいくて好きになったけど💓
(そしてわが家では暫くダイジンの声真似が流行るw)

形があんまり猫っぽくないというか
誇張されてて、リアルじゃないんよねー

(人から見て「猫」としか判断出来ないだけで
本当は猫じゃないんじゃ?とも感じる)

片目の周りだけ黒いのとかも
なんか変、って思ってた。

映画を観てから、
サダイジンが同じく
ダイジンとは反対の目の周囲が白いことを知り
あ~陰陽だったのか、と腑には落ちたけど。


サダイジンが登場時、環さんに憑依したのは
感情の「詰まり」を出すことで
エネルギー循環を取り戻すきっかけを
つくったんだと、わたしは解釈しました。





古くから存在する要石というものが
なんでわざわざ猫の形なのか?と疑問だけど

魂を表現するのに
「猫」は相応しいのかもね

常世で彼らは白黒反転していて、
サダイジンは、ニャンコ先生の正体っぽく
超カッコよかったっすー😍

草太さんが
三本足の椅子に変えられちゃうのは
宗像三女=三柱だからかね?

宗像さんや岩戸さん、
海部さんも登場するし、

ダイジン→大臣→大神と
ふくみを持たせてあるのも好き

後ろ戸や常世についての世界観も
妄想し甲斐がある象徴が
そこかしこに散りばめられていて
暫く頭の中で楽しめると思います。


↓後ろ戸についてのメモ書き



■「精霊の王」より

~後ろ戸の神とは何か



日本列島のまだ国家も神の体系も

神社もない古い時代の

「古層の神」は、

列島上至るところに

異なった呼び名で呼ばれていた。

シャグジ、ミシャグジ、シュクジン、

シュクジン、シュクノカミ、

シクジノカミなど。


(※すずたま注、総じて石神、と

中沢氏は捉えているようです。)



この呼び名について

柳田国男は全てが「サ音+ク音」の

結合であることを発見した。

この音の結合は、

きわめて古い日本語で

ものごとや世界の「境界」を意味する。


(※塞の神、ですね。「さく」とも

「さえ」とも読み、

サイの神にもなります。

さくなだりの瀬織津姫や

佐久那土神社も思い出します。)



しかし、国家というものが出現すると、

列島上に溢れていた

シャグジの精霊=神たちは没落し、

いままで精霊が祀られていた場所に

神社が建てられるようになり、

「古層の神」たちは神社の脇の祠や

道端の粗末な場所に放置され、

表面的には社会から消え去った。



しかし、この縄文的な精霊である

シャクジという「古代神」は、

芸能と技術を専門とする職人の世界では、

「宿神(シュクジン)」と呼ばれて、

芸能の根源にかかわり、

技術を変成させる力をもつ守護神として、

密かに大切に守り続けられ、

神仏さえもその古代神から動かされると

中世の人々は考え、

それを「後戸(うしろど)の神」と呼んだ。




何よりも、ルパンやポニョなみに
現実にはあり得ない動きを見せてくれる
女子と椅子のあの爽快感、

日本神話に興味が無い人にも
一見の価値があると思いますので(笑)
まだ観てない人はぜひどうぞ〜😆✨

また感想も聞かせてね〜💕