昨日の空










今朝の氏神さん














🍑備忘録



CHRONOFILE: はねのつく地名 


    

その昔、太古の日本史を記した

「竹内古文書」には、

天空浮船(あめそらうきふね)という

「古代の飛行場跡」に付けられた

地名の「羽根のライン」

というものがあるらしい。

もう少し現実味のあるところでは、

「はね」と地名で呼ぶ土地は、

土が粘土質であったり

陶土であるところが多いとか。

もちろん、

何も関係ない場合も当然ある。


自分的には、

土よりも飛ぶ羽(はね)続きで

楽しく繋がればいいと思う。







    


日本には 

「羽」のつく地名が結構ある。

その 羽の文字は、

古代にUFOが来ていたのでついた

という説がある。


皆さんは「レイライン」というのを

ご存知だろうか。

ヨーロッパなどで、

遺跡や寺院のあるところをつなぐと

直線になるというものだ。

これは 風水で言うところの

「竜脈」が関係あるらしい。


それと同じように、

日本では「羽」のつく地名を

持った場所をつなぐと

やはり直線になるという。


実は、「竹内文書」の中に

興味深い箇所があり、

「"羽"という文字が使われている地名は、

古代に空を飛びたるもの・天の曳船

(つまりUFO)の発着場があった場所だ」

との記述がある。


能登半島からみてみよう。

まず宝立山(ほうりゅうざん)があり、

この山は日本ピラミッドに

関連すると考えられている。

その南の海岸沿いの町は、

「羽根」という。

その下が富山県内で、

「呉羽山」(くれはさん)、

その南にまた「羽根」、

さらに南には、「小羽」(こば)と続く。

その先が岐阜県に入るが、

真南に「位山」が位置し、

その南にも「羽根」という所がある。


更に下って愛知県に入った真南には、

岡崎市内に「羽根」というところがあり、

そのまた真南の渥美半島の海岸沿いには、

「赤羽根町」という町がある。


これらが見事に、

南北一直線上に並んでいるのだ。


この直線を位山で24度傾けてみよう。

もう一本の直線が現れる。


位山から北西に伸びる線上を見ると、

日本海の海岸線の町が

「羽咋市」(はくいし)。

ここは「日本で最もUFOが目撃される場所」として有名だ。

今度は南東に伸ばしてみよう。

長野県の「根羽村」(ねばむら)

いうところが線上に乗る。

更に南東に線を延ばすと、

静岡県の浅羽町(あさばまち)をとおる。


これら羽根の字のつく町が、

位山を中心に見事に一直線上に並んでいる。


この「位山」及びその近くには、

巨石遺跡がたくさんあり、

ヤマト朝廷の聖地とも

言われているところだ。


さあ この偶然の確率は

どのくらいだろうか。

おそらく天文学的に

ありえない確率となるだろう。


やはり 偶然とみないで、

なんらかの意味があったと

考えたほうが理にかなっている。







    


御由緒


多鳩神社は昔から二宮さんと申して、

出雲大社の御祭神大國主大神の

御長子におはす事代主大神を

お祀りしてあります。

事代主大神は神代の昔、

この地においでになり、

当地でおかくれになったという

伝えがあります。

そしてこの地方を御開拓なされ、

農業、商業や漁業等の

お導きになった神様です。

この神様を世間一般では

恵比寿様と申して

家業の繁栄を守護なさる神様として

家々にお祀りしており、

特に商家では恵比寿講と申して

毎年神恩報謝の御祭をしております。


 


石見の國二之宮である

本神社の創祀について

口碑は次のように伝えています。


「御祭神、積羽八重事代主命が

父神の大國主命から

石見國の開拓を命じられ、

多鳩山、現在の天狗山古瀬谷に

鎮座されたのが始まりで、

積羽八重事代主命は

北西の日本海を

眼下に見渡してご守護なされ、

ご威光に叛く船は

しばしば停止なされたといいます。


次は天武天皇御代(六七三~六八六)に

大和國高市(たけち)郡の高市社から

田中臣が、ご分幣を拝受して

この里に持ち帰って祀ったのが

始まりだといわれています。


いづれにしても創祀は定かでなく、

二宮村史は

「随分古くからタマトの神(海神)の

存します神域として崇拝されてきた」

と述べています。


仁明天皇承和二年辰(八三五)

石見國二宮明神号を勅許され、

寛平三年三月(八九一)正一位を賜られ、

延喜の制で小社に列せられました。


                                 


 


・積羽八重事代主命(恵比須様)


                                     


鳥居をくぐり右手に清流を眺めながら

苔むした参道をあがると、

隋神門がありそれをくぐると、

より一層と苔むした参道の両脇を

深い森が覆い、

静寂のなかを左手奥から

タマトの滝音が出迎えてくれます。


古い石段をあがると森は開けて

光の溢れる中を

歴史ある荘厳な社殿があります


・本殿(大社造り) 


 ※神饌台(本殿軒下にある八咫烏を

招くためのブランコのような造作物)


・幣殿


・拝殿


・隋神門


・タマトの瀧


     


 大元神社:國常立命


 地主の社:惠良地主の神


 高神神社:賀茂健角身命(八咫烏)

・伊可古夜日女


 住吉神社:表筒男命・中筒男命・底筒男命


 八幡神社:仲哀天皇・応神天皇・神功皇后


 日月星辰神社:日月星辰の神


 若宮神社:神主首


 稲荷神社:稲倉魂神


タマト、玉戸?、

ティアマト…根源の海の女神


夢日記『まえがきと、海に還るもの』 






摩多羅神~後ろ戸の神   : 鈴の音 (すずのね) 


    

■「精霊の王」より

~後ろ戸の神とは何か



日本列島のまだ国家も神の体系も

神社もない古い時代の

「古層の神」は、

列島上至るところに

異なった呼び名で呼ばれていた。

シャグジ、ミシャグジ、シュクジン、

シュクジン、シュクノカミ、

シクジノカミなど。


(※すずたま注、総じて石神、と

中沢氏は捉えているようです。)




この呼び名について

柳田国男は全てが「サ音+ク音」の

結合であることを発見した。

この音の結合は、

きわめて古い日本語で

ものごとや世界の「境界」を意味する。


(※塞の神、ですね。「さく」とも

「さえ」とも読み、

サイの神にもなります。

さくなだりの瀬織津姫や

佐久那土神社も思い出します。




しかし、国家というものが出現すると、

列島上に溢れていた

シャグジの精霊=神たちは没落し、

いままで精霊が祀られていた場所に

神社が建てられるようになり、

「古層の神」たちは神社の脇の祠や

道端の粗末な場所に放置され、

表面的には社会から消え去った。




しかし、この縄文的な精霊である

シャクジという「古代神」は、

芸能と技術を専門とする職人の世界では、

「宿神(シュクジン)」と呼ばれて、

芸能の根源にかかわり、

技術を変成させる力をもつ守護神として、

密かに大切に守り続けられ、

神仏さえもその古代神から動かされると

中世の人々は考え、

それを「後戸(うしろど)の神」と呼んだ。






おやすみなさーい🍑💤