みなさまこんにちは、ももじゃむです。
名古屋編の続きをお待ち下さっている方には申し訳ありませんが(もしもそんなに稀有な方がいらっしゃったらありがとうございます)、もうひとつだけ名古屋とは違う話を投稿させて下さい。
たまには行きたてホヤホヤな気持ちで書いてみようかな、と思ったわけです。
静岡県の中部、金谷駅に近い地域に住んでいる方々に「幼い頃に通って心に残っているお店とは?」と質問したならば、
かなりの人数が口にするであろう「1号線」という店名。
ご多分に漏れずそのお店が心に残っている私、懐かしみながら30年ぶりくらいに行ってまいりました。
エプロン姿に三角巾の可愛い女性、ソフトクリームと、色んな看板がお出迎えしてくれるのが楽しい1号線。
幼い頃、祖母によく連れて来てもらった記憶。
お兄さんが美しいボーイソプラノ声で、男の人だけどすごく高い声だなと初めて聞いた時は驚いた。
そして、客だった幼女がおばさんに変わるほどの年月が流れ、お兄さんも当然の如くおじさんになっていたのですが、
声はそのまんま!!
声帯はまるで劣化しておらず、あの頃の美しいボーイソプラノ声で感じ良く接客してくれたことにちょっと感動しちゃったな。
「どうぞっ!」という威勢のよい美声のあとに撮らせてもらった店内。
飲み物、おにぎり、お弁当、お菓子、そしてそして、
「しぞーかおでん」がしっかりと煮込まれております。
換気バッチリの店内でもいい匂いが充満してすっかりお腹が空いて参ります。
おでんは絶対に食べる事にして、ひとつ、このおにぎりやお弁当の中から絶対に食べようと思ってきたものがございます。
もちろん私にとって思い出の味だし、知人に聞いても間違い無く話の中に登場するそれこそがこの「1号線」を代表するメニューといっても過言ではないと思っているのです。
それがこれ、「ベッコー」!
※余談ですが、私は「べっこう」だと思いこんでおりました。どっちでもいいんですけどね。
白いご飯だけに見えますが、あれは酢飯なのです。
そして、注文するとその上に冷えっ冷えのマグロの漬けを乗せてくれるんです。
しっかりと漬けられキュッと身がしまり、味の染みたマグロ。
艶っつや!!
これが実に美味しいのです。
冷たく美味しいベッコーを食べ、
そして温かいしぞーかおでんも。
黒はんぺんが見付からず探しまくっていたら、何か目印でもあるのでしょうかお店のおじさんは一瞬で取り出してくれました。
外観を見た時から気になっていたシール。可愛い。
きっと昔から貼ってあったんでしょうね。
私が何度か載せているこの物件は、1号線の隣にあるのです。
やっぱり可愛い。
「昔からずっとそこにある」というのは簡単な事ではなく、お店の方の努力のたまものなのだと思います。
この「1号線」もまさしくそうで、お店の方の努力があるからこそ地域の人達に愛され続け、今もここにあるのだというのが伝わります。
ご紹介した「ベッコー」をはじめとして食べ物はどれも全部手作りでとても美味しいですし、ソフトクリームやシェイクもあります。ドライブ途中に是非とも立ち寄っていただきたいと思います。
そして「1号線」ファンがまた増えてこの先もずっとここに存在することを願います。
以上でございます。
最後までお付き合い下さりありがとうございました!!