381.「首相~ センテンスの切り方、変えられませんか?」 |  雑想 What do you think of this? Hiro's weblog 

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#音楽とスポーツとガーデニングとアンティークが好きで、日常の出来事への思いなども自由気ままに綴っています。

 南米の歴訪を終えた岸田首相の会見が、現地ブラジルのサンパウロで行われた。内容はよくわからない。中身の難しさもあるが、それ以上に就任時から感じている、不思議なセンテンスの切り方に意識が行ってしまうからだ。なぜ読点で区切らないのか。

 仮に首相が「私は推理小説が好きです」と言ったのを小学生に、「今、首相が何とおっしゃったか、文章にしましょう」と出題したら、あるいは「私、は、推理小説、が、好きです」と書く児童がいる? そんなひねくれた子はいないな。

 突然の場面であれば、誰でも返答に困ってそうなる。しかし、今朝の会見はプロンプターが用意されていた。自分の発言を一度でも見返していれば、「これでは受け手が聞き取りにくいかな」と気づくはず。それともおかしいと思わないのか。 

 内閣の支持率は相変わらずの底値安定。アンケートでは「実行力のなさ」「政策に期待がもてない」などが要因として挙げられる。私はそこに読み方、話し方から来る「信頼できない感」を加えたい。 

「人様の癖を皮肉る方がよっぽど下劣」とのそしりはあるだろう。それはもっともだが、どうにも私にはあの不自然な言い回しが心地悪いのである。