087.語り継がれる王将戦「藤井聡太五冠 VS 羽生善治九段」 |  雑想 What do you think of this? Hiro's weblog 

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#音楽とスポーツとガーデニングとアンティークが好きで、日常の出来事への思いなども自由気ままに綴っています。

将棋の八大タイトルの1つである「王将戦」の第1局が静岡県で行われた。藤井聡太五冠に羽生善治九段が挑むという新旧の大スターの対戦ということもあって、将棋の愛好家以外からも注目されている。

両者は偶然なのか必然なのか風貌や発言が相当独特だ。「ひとつの道に秀でる者には共通して他にはない雰囲気がある」とよく言われるが、その点から言っても藤井五冠は相当有望ぽく、いち時代を築いた大山康晴名人、中原誠名人、羽生善治九段の中に加わるのは時間の問題である。

スポーツの世界ではしばしば「親子ほども年齢が違う相手」との表現をするが、20歳の藤井五冠と52歳の羽生九段の対戦は正にそれである。そして二人の年齢を考えた場合、再びタイトルを賭けて戦う可能性は低いので、どんな結果に終わってもずっと語り継がれるものとなるだろう。

この対戦、どちらを応援(興味がなくとも何となく応援するも含めて)するか。たいていは自分を若いと思っていれば藤井聡太五冠、そうでなければ羽生善治九段になる割合が高いと思う。

私の予想も大方と同じように将棋界1、藤井五冠の防衛だが、心のどこかに「ここは一発、レジェンド羽生九段に奇跡を起こしてもらいたい」と願うところがあるのは、やはりもう若くない?からだろうか。