ディープフェイクとエロ動画とYouTubeと その2 | MOMOHIKO.PIT

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管理人の「ももひこ97」が 時々、どうでもいい事を綴っていきます
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※1つ前の記事の続きです

逆に、拡散されやすい方向でディープフェイクを上手く利用している業界?があります
それがYouTubeです

以前書いた
『エロ系YouTuberの流れとグレーゾーン』
https://ameblo.jp/momohiko97/entry-12766222323.html
の続きの話として読んでもらえると、話が早いのですが
要約すると・・・
自身をモデルにして、YouTubeにBANされない範疇でのエロ動画を作成している人達がいます
仮にその人達を『微エロ系YouTuber』とします
『微エロ系YouTuber』の何割かは
YouTube自体の動画の再生数かせぎだけが目的だけでなく
Twitterを経由することで
有料動画サイト(ファンティア(Fantia)やマイファンズ(myfans)など)でも稼いでいます

微エロ系YouTuberは、その内容からか
顔出ししていない人が多い(多かった)です
マスクだったり、モザイクだったり・・・・
あるいはマスクを外す動画を「特別な公開(有料の価値を高める)」と意味付けするために
通常動画ではマスクを付けるとか・・・
本来は、身バレ防止のためのマスク・・・・だったのですが
ディープフェイクの登場により、少し流れが変わりつつあります

つまり、ディープフェイクを用いることにより
その人のYouTubeの動画は全て、自身の顔の動画ではなくAIが作成した第三者の顔になるわけです
より強固な「身バレ防止対策」とも言えます
最初から、身バレしてもいいから再生数を稼ぎたい~という人もいるかもしれませんが
おそらく、そういう人は少数派で
多くの女性は「脱ぐ」という行為を行う以上は
「できることなら身バレはしたくない」と考えるのではないでしょうか

配信者として最大のウィークポイントとも言える「身バレ」を防止できるという事は
普通の女性が、『微エロ系YouTuber』という配信者になるハードルが下がった・・・・とも言えます
「顔が絶対にバレないのであれば、一定の収入をアレできるなら、多少自分の裸が世に出ても構わない」
という女性にとっては
非常にやり甲斐のある仕事・・・・になる可能性が高いのです

それと同時に、これまで「モデル」「アイドル」「芸能人」などの
評価の絶対的な「軸」であった『顔の可愛さ』『顔のキレイさ』が
『微エロ系YouTuber』業界では、リセットされ
首から下の美しさ、声、話し方、所作・振る舞いなどがより評価される状態になります

『微エロ系YouTuber』のファン?の人・・・・というか視聴する側にとっては
ディープフェイクを使っている配信者と、使っていない配信者をどう区別するのか?
というのは1つの課題だと思うのですが
これは完全に個人の好みの問題になってくるかと思います
「ディープフェイクを使っていてもOK派」の人にとっては
「ディープフェイクの普及により配信者が増える」傾向というのは、決して悪い話ではないはずです

ただ「ディープフェイクを使っているのはNG派」の人にとってはなかなか難しい問題で
2024年4月現在の「ディープフェイク」の技術は
目の動き、唇の動き(話している言葉と唇が合っていない)、風による髪の動きなどで
ある程度、判断ができるとは思うのですが・・・・
AIの技術は進歩するのですよね~

例えば、演者とカメラの距離、演者の顔の角度などは
できるだけ一定の方が、AIとしては処理しやすいはずで
演者とカメラの距離も、演者の顔の角度も微妙に動き続ける映像は
AIで処理した時に不自然な顔の映像が一瞬発生したりしそうなものですが
こられは近い将来、AIの技術進歩で不自然な物にならなくなる可能性があります

だから「この動きをした時に、このように視えたらディープフェイクだ」
と言い切りたい所なのですが・・・・
今日は、それが事実だったとしても
明日には、それが改善されてしまう可能性がある・・・・それがAIなのです

(続け)