素直になれなくて…~ミディアム~ | しあわせのしずく☆彡

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~しあわせになる為に 遠回りをしない~

幼少からの不思議な体験の数々や、必然的にスピリチュアルを学んでからの様々な出来事。セッションをさせて頂く様になってからのご感想など。

しあわせのひとしずくが、やがて大きなしあわせの泉になりますように♡

今回のミディアムリーディングはS様からのご依頼でした。


突然の旅立ちとなったご主人K様と

残された家族。


旅立ちからこれまで

様々な思いがあり

ご主人様のミディアムリーディングとなりました。



旅立たれたご主人K様とS様の許可を頂き

リーディングの一部を

ブログに載せさせて頂きます。





K様より


本当にごめんね

申し訳無かった…

家族が大切だったし、そこから自分が居なくなると言うことは考えられなかった

『死』も怖かった

だから、計画を立てていた訳じゃない

肉体から離れて

『あっ!』

自分でも驚いたんだ



ただ、誰のせいでも無いんだよ


人に甘えないと生活するのが困難で

何かしら甘えないといけないことが、本当に心苦しかった


自分が自由に出来なかった

周りは色々してくれるけれど

自分は何も出来なくて

自分を責める気持ちばかりが強くなってしまったんだ


心と身体が別々になり

何故?と自分で自分に問う日々


本当は自分が

仕事も家族も助けたかった

結果はそう出来なかったけれど…


心と身体が別々になって

思うように出来なくなった時に

それが一番のダメージだった


そして言葉を発しても

どれが本心なのか

自分でもわからなくなってなっていたんだ



若い頃のように

やりたいことをして

突き進むことが出来ていたら

そこまでにはならなかったと思う


色々な思いから

素直に甘えることが出来なかったんだ


子供の頃から親にさえ甘えるのが下手で

甘え方さえわからなかった


『男はこうじゃなきゃ』

『夫はこうじゃなきゃ』

『父はこうじゃなきゃ』

自分が作り上げたこんな考えを変えることも出来ず

家族の前ですら理想を追い過ぎて

ホッとする時間はあまり作れ無かった


(病気とわかる少し前から)

何かおかしいと思うようになり

それでも、自分の勘違いや医師の誤診だなどと無理にこじつけ

(病気だと)認めてしまったら崩れてしまいそうで

必死に耐えていました


(旅立ったことに対して)

後悔はしていないよ

恐怖も何もなく

今の方が穏やかに家族を見守っていられる


こんな自分が家族を持ち

子供達にも囲まれ

その家族に対する自分の愛情を表現しなかったことは

自分でもわかっているよ


愛情を伝えているつもりでも

伝えられていなかったと

今は気付いている


信じて貰えないかも知れないし

信じて貰えなくてもいいんだけど

自分は本当にSを愛していたよ


Sじゃなかったら

僕の奥さんは無理だったと思う


本当に苦労をかけたね


(S様より『来世では自分を表現出来る人になってほしい』)


来世また同じ時代を生きることが出来たら

その時には幸せにするよ


S様より

『宜しくお願いします』



終始、対面で会話をしているように

ご主人様に問いかけ

返事に対しても

ツッコミをされたりしていたS様でしたが

ご主人様からの言葉にS様も本当の本心を伝えながら涙される場面が続きました。


自分の本心を生前お話されなかったご主人様に

『何で言ってくれなかったの?』

『生きてる時と同じこと言ってるよね』

『もぉー、バカじゃないの!?』

テンポ良く言葉を返されていましたが

ご主人様からの言葉をお伝えしつつ、真ん中に居る私には

ようやく本音で言葉を交わし合えたご夫婦の愛情が

この上無く伝わっていました。


S様ご本人、4人のお子さま達

ご主人様のご両親様、弟様

仕事関係の方など

それぞれにも

K様からのメッセージが伝えられ

涙あり、時に笑いありのミディアムリーディングを終えました。


数日後

奥様であるS様より

ご感想を頂きました。



先日は長い時間お付き合いいただき本当にありがとうございました。


何も言わずに旅立ってしまった旦那と話をすることは私の気持ちを整理していく上で欠かせないものだったので、

ゆかりんさんにも、ミディアムリーディングをするまでに繋げてくれたゆうさんはじめ全ての人に感謝しています。


それと同時に彼の胸の中にあった気持ちを知り、悲しみや後悔がまた心の中にやって来て

あの後から泣いてばかりの私と家族です。


家を出て2年、戻って1年、計3年別居して一緒に暮らしだして1週間目に何も言わずに逝ってしまった主人に、

始めは憤りや悲しみや絶望の様な何とも言葉では現せない感情に襲われて、地に足の付かない数ヶ月を送っていましたが、

時が経つにつれ、憎み合った記憶や

罵倒された言葉に対する悔しかった気持ちなどが無くなり

残ったのは

これまで自分の事は二の次で家族の為に一生懸命働き続けてくれた主人に対する感謝と愛情だけでした…


失って初めて、私にとって大事な大切な人だったんだと気づかされました…。


何故もっと早く素直になって主人に大切な人だから側に居て欲しいと言えなかったのか…

それこそ主人が言った様に長年の積み重ねて来たすれ違いから、

思い込んで来た感情や意地が邪魔をして、

本当の自分の気持ちから目を逸らして誤魔化して来てしまった事が悔やまれてなりません。


ミディアムリーディング中にもお話したようにきっとこれは私の今世に課せられた学びなのでしょう…

大切な人を失わなけば気づくことが出来なかった自分の浅はかさが

今は残念でならないです…


でも、私は前を向いて生きて行きます。

心の中は愛されていたんだという事がわかり

これまでの様な乾きの様な感情が無くなりました。

これはミディアムリーディングのおかげです。

^_^

本当にありがとうございます。


私も私の様に(本当は出来れば大切な人を失ってしまう前に)いろいろなことに気づき、

愛し愛されている事がわかり、

満たされて幸せを手にして生きて行ける人がたくさん増えてくれると嬉しいです^_^



端から見れば不器用で

それでもご自身なりに一生懸命生きられたK様と

出来る限り支えとなったS様


当日を迎えるにあたり

携わって下さった皆様

上の存在の皆様

心より感謝致します。

ありがとうございました。


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