本年も、マイペースで更新して行きますので
宜しくお願い致します
2017年の初仕事は
お友達の薫さんのミディアムリーディングでした
年末にご依頼を受けていましたが
なかなか落ち着いた状況が作れず
年明けになってしまいましたが
そこにも、何らか意味があるのだろうと
薫さんからは、お父様とおば様の
２件のご依頼を頂き
今回はお父様のミディアムリーディングを
薫さんの許可を頂いて
載せさせて頂きます
『 薫、すまなかったね。
『目の中に入れても痛くない』
まさしく、そんな存在だった薫。
小さい頃から甘えん坊で
父はそれが愛おしい以外、何ものでも無かったんだよ。
大きくなっても、薫は変わらなかった。
幸せになって欲しいと思う反面
やはり嫁に出したくないと言う思いもあり。
それでも、幸せになって欲しい。
ならば、婿をとれないだろうか…
なんて、強く思いすぎたかな。
お母さんも同じように思っているかも知れない。
でも薫の幸せを願う気持ちは父も母も同じだよ。
良い人が居たら、幸せを掴んで欲しい。
もちろん、焦る必要なんて無い。
薫も、お母さんも大切にしてくれる人が現れたら
父は手放しで祝福するよ。
自分としては、計算外に早い旅立ちとなってしまった。
薫にはツライ思いをさせたね。
お母さんのことも、薫は優しい子だから
とても思いやってくれて
感謝している。
旅立つ前から、きちんと覚悟は出来ていたんだよ。
家族と別れる事を考えれば
悲しく、寂しく、つらい。
いつも励ましてくれていたから
『挨拶』のようなことを言う勇気は無かったし、結果言えずじまいだった。
『何も言わなくても分かり合える』なんて
『全て』は無理だよ。
ほとほと、中途半端なまま逝ってしまい
ごめんな。
お母さんと結婚し、家族となり
子どもが生まれ
『家族』と言うものが
何にも代え難い財産だと思っていた。
老後はのんびり、お母さんと過ごすことを考えていたのに
お母さんにも気苦労を掛けてしまった。
色々と大変な思いをさせてしまったね。
『愛』とは大きく成長し
増えるものだと教えてくれた家族。
お母さんを愛し、子どもを愛し
どんどん大きくなって行った。
そんな幸せをくれた家族には
今も薄れる事無く感謝しています。
薫、立派な大人になったね。
愛らしい笑顔は子どもの頃と全く変わらない。
自分でもわかるだろう？
親バカ代表みたいな父親だったし
今もだけど
薫の笑顔を見ると
顔は必死に普通を装っていたけれど
内心は完全に骨抜きだったんだよ。
そして更に親バカだけど
本当に素晴らしいレディーになったね。
薫の父親であることを鼻が高いと思っている。
やっぱり、親バカ過ぎると笑われるかな(笑)
こんな思いもお母さんなら理解してくれると思う。
薫は責任感がとても強いから
必要以上に仕事なども頑張ってしまう。
時々空回りしていることを
自分でわかっている？
生きていたら
そんな話も親子で出来たのだと思う。
上手にガス抜きしているように見えて
なかなかスッキリ出来ずに溜め込んでいたら
いずれ迷路に迷い込むかもしれない。
全て自分が抱え込まないこと。
時にはギブアップすることも大切なのだと
頭の片隅に置いておいて欲しい。
父親として
もっともっと大人の薫と話がしたかった。
夫として
もっともっと楽しい時間を一緒に過ごしたかった。
でも、どんな時も
見守っていると思っていてくれたら嬉しい。
父は最愛の家族に寄り添っているよ。
こちらに来る時には必ず迎えに行くけれど
まだまだ先だよ。
それまで、二人仲良く、肩寄せあっていて欲しい。
自分の思いばかりを話してしまったけれど
もし今、『良い夫』であり、『良い父』だと思っていてくれたら
最高に幸せです。
自画自賛にも程があるかな(笑)
自分のような人を、きっと
『家族バカ』と言うんだろうね。
素晴らしい妻に、どこに出しても恥ずかしくない娘。
このような娘に育ててくれた妻に
本当に感謝しています。
願わくば、デートをもっとしたかった。
妻と二人でデート。
娘とデート。
本当に『家族バカ』だね(笑)
今でも、家族を心から愛しています。』
お父様からの、今も変わらぬ愛のメッセージを読んで
薫さんから素敵なご感想を頂きました
『ずっと気になっていたこと。
それは、父のこと。
父は、私の20歳の成人式を迎える事を待っていてくれたかのように、見届けてすぐ旅立ちました。
病名は、癌です。50歳という若さでこの世を去りました。
父は、病室で私の晴れ姿を見て、
「綺麗だなぁ。どう？綺麗でしょ？みんなに見てもらわなきゃ」と、
担当医の先生や看護婦さんに自慢げに話していました。
大好きな父に褒められて、凄く嬉しかった。
しかし、待っていてくれたように息を引き取りました。
そんなファザコンな私にとって、物凄く辛いこの世での別れでした。
今の私は、お父さんはどう思ってる？
お母さんのこと、どう思ってる？
あの時(旅立ちの時)は、どう思っていたのか？
とても気になっていましました。
yukarinが伝えてくれた父の言葉。
「愛」しかありませんでした。
わたしをどれ程愛しているのか…………
そして、母をどれほど愛しているのか…………
家族をどれほど愛しているのか。
涙が溢れて止まらない。
抱きしめられているように
えんえんと、子供に戻って泣きじゃくりました。
大好きな父が、今近くにいつもいること。
見えないけれど。いつも私を愛してくれていること。
ただただ…………愛していてくれる。
親の愛とは、これほどまでに温かく深いのだと知りました。
『愛』とは大きく成長し
増えるものだと教えてくれた家族。
そう言った父の言葉がとても心に深く刻まれました。
これからは私が受けとめた「愛」を大きく成長させて、増やすことだと思ってます。
愛されているって実感する事。
とてもとても大切だと感じています。
お父さん。
私はお父さんの娘としてこの世に生まれたこと、誇りです。
お父さんが、私のお父さんでいてくれて、ありがとう。
お父さんは、私にとって、誰よりも誰よりも素敵なお父さんです。
大好きです。これからもずっと。
愛すること。愛されること。
父の言葉、想いを伝えてくださってありがとうございました。
母に手紙に書いて渡すつもりです。
近々命日なので。』
『愛は成長し、増えるもの』
本当に素敵な言葉ですね
この上無い愛情を注いでいたお父様
その想いを全て受け止めた薫さん
自称『ファザコン』の薫さんを
お父様は嬉しさイッパイで見守っているのだろうと
おば様のミディアムリーディングの様子は
また明日
