海外のバレエ団に比べると圧倒的に歴史は浅い。
子供の時からバレエに憬れ、実際に習うことは叶わなかったので、子供たちにバレエを習わせました。
「習い事」の域を出なかったのですが、送り迎えは全く苦になりませんでした。
我が子の成長とともに、バレエも確実に上達していき、私がずっと憧れていたバレリーナ先生と同じ公演の舞台に立てるほどに上達しました。それはそれは親としては幸せでした。
そして娘の自身の意思で、20歳前にバレエを辞めることになりました。
何と言うことでしょう、そのすぐ後、「国立」のバレエ団が誕生したのです!
よく、バレエママ友たちと話したものです。
”日本も国立のバレエ団が出来ればいいのに・・・” 殆ど「悲願」でした。
そしてすれ違いに国立バレエ団が立ち上がり・・・(泣)
オーディションも受けるチャンスもなく、タイミング悪く・・・
そんな理由から現在まで遠巻きに、チラチラと見る程度にとどまっていました。
バレエ公演といえば海外の来日公演ばかり観に行きました。
今頃になって、やっとやっと、平常心?で国立バレエ団公演をみることができるようになりました。
ちょっと前になりますが、新国立バレエ団公演の「ベートーヴェン・ソナタ」を見ました。
確か中劇場だったか、ダンス部門での公演でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180613/00/momofc/10/c2/p/o0707052114210024972.png?caw=800)
この写真に目が留まりました。音楽雑誌「ぶらぁぼ」より。
古典のバレエではありませんでしたが、ベートーヴェンの苦悩を描いたストーリーだったので、男性舞踊手が多く出演されました。
特筆すべきことがあります。
その男性ダンサーの中に、とっても際立って目を引く、素晴らしく綺麗な振りをする人がいたのです。
もとより、国立バレエ団は初見です。
家に帰ってから、「彼」は何と言う人なんだろう。
まだ役柄もついてないので、いろいろな情報をかいつまみながら、繋ぎ合わせていくしかありません。
そして判明したのが、どうやら中島瑞生さんという団員さんらしいということ。
断然、この方際立ってお上手と思いました。
こんな人が将来プリンシパルにならなければ、正義はない!とまで思いました。
近い将来、必ずやこの人の主役の公演が見られるに違いない。
楽しみが増えました。友の会会員にもなろう!
私、思いましたね。フィギュアスケートにしても、地方公演などで、若いスケーターの才能を見出す喜び。
そんな醍醐味が自分は好きなのだな~と。
新国立劇場は京王線「初台」駅から直結。
改札を出た時から清々しい気分になり、リラックスさせてくれる空間です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180613/00/momofc/b9/cd/j/o1632122414210024930.jpg?caw=800)
新国立劇場のエントランスには素敵な衣装がたくさん展示してあり、いつでも見ることができます。
都会の雑踏とは無縁。のんびりできます。
↓新国立劇場HPより。