今日は一月七日。東京はいつもの東京に戻った。1月特有の冴え冴えとした冷気が心地よい。冬のヨーロッパの空気感を思い出す今朝は、「七草がゆ」で朝食を済ませた。日本人の文化と伝統は奥が深い。その伝統と文化はまず家庭で伝承していかなくては、と日頃思う。子供たちは今朝「七草がゆ」を楽しんだであろうか?今朝のTVで面白いと思った事は、経済予測でエコノミストは見事に外すことを、昨年の年頭の予測と現実との対比で示したコーナーを見た事。結局、未来は当たらない!むしろ大人たちは未来を造る心意気で・・・と番組のコメンテーターは締めくくった。その通りである。この世界はパラレル・ワールドではない。既に定められた歴史が再現されているのではない。私たち一人一人の行動の集積が大河となって、歴史を造ると思う。そんな一月七日。ビジネスは既にアイドリング状態からドライビング・モードに移行した。
新年明けましておめでとうございます。本日1月5日(月)から仕事始めの人も大勢いらっしゃると思います。東京を離れて再び東京に戻って初出勤という方も多いのではと思います。ボクも湘南の地で年末年始を過ごし、新年になって今日、再び東京に出勤しました。今、「東京に出勤しました」と書いた通り、東京という都市で職業生活を過ごして久しい自分にとって、今日一日の挨拶回りで歩く東京は様々な顔を見せてくれました。池袋、高円寺、麻布十番、淡路町、九段下、渋谷・・・様々な都市をメトロやJRを利用しながら移動していく。その体験は、故・黒川紀章氏が名づけたノマド(遊牧民)のような感覚を想起させました。もしもこの<東京ランドスケープ>のように移動するプロセスを動画で記録していったら、さながらカレイド・スコープのような疑似体験が可能になるかもしれません。ボクはこのランドスケープ③の動画像から、結局年賀状の画像を切り出しました。世界は想像以上に美しい。視線を有する人間の思いが、見るものを決めるのならば、美しい世界を追求する営みもまた都市生活者にとって大切なことかもしれません。今年もまた様々な映像の世界に遊びたいと思います。その心は、やはり心を潤わす世界を写し取りたいという思い。新年があなたにとって素晴らしい年になりますようにと祈ります。
今日2008年12月26日(金曜日)、この日をもって今年の仕事納めをされる方も多いと思う。
今週の水曜日から、今年 のカウントダウンが始まっているようだった。
仕事でお世話になっている方々と、しばしの間、お別れをする。
フェアウェル・グッバイといった感覚が年末の挨拶には伴う。
再び会うのは2009年。
そんな思いの中に、ひそかに今年のご縁に対して感謝する。
2008年という年が良い年であった人も、厳しかった年の人も、ひとしく今を過ごしている。
昨晩、親友と別れ際、どちらからともなく手を差し出し、握手した。
ー「良い年を!」
思いのほか強く握る親友の握力に、「良い年にしよう」という思いが込められていた。
一瞬の刹那の握手が、記憶に刻まれる。
人は誰もが「良い年」を願う。
こうして友と酒を酌み交わせる幸せ。
そしてまた新たな歩みを始めよう。
昔読んだ「片岡義男」の短編集のタイトルを思い出した。
「いい旅を、と誰もが言った」・・・。