夫は現在、右手は動くのは親指のみ、左手は15センチほど上がるのみ、一人で歩くこともできません。
それなので、色々な福祉用具を使用しています。
まず、食事中はスプリングバランサー。
腕を吊るし、バネの力で上へ持ち上げます。
下へ下げる時は自分の力で。
このスプリングバランサーがあることで、食事中、口までスプーンを運ぶことができるし、食器を持つこともできます。
室内での歩行時はコの字型歩行器を使用しています。
左手を乗せて、歩行器で身体を支えて歩くのですが、最近は自力で左手を歩行器に乗せることが厳しくなってきました。
この歩行器が無ければ、もう数歩も歩けません。
家の外では背もたれ、ヘッドレスト付き、ティルト型車いすです。
最初、私は車いすにそんなに違いがあると知らなかったです。
夫は首の筋力も低下してきているので、ヘッドレスト、背もたれが無いと座位を長い時間保てません。
また、車いすの角度を調整するティルト機能があることで、直角に鳴らず、ゆったり背もたれにもたれかかることができます。
正直、ティルト機能とヘッドレストが必要がなくても体位が保てる状態でしたら電動車椅子も介護保険内のレンタル出来ました。
でも、ヘッドレスト、ティルト機能、リクライニング機能がある車椅子は障がい者福祉でのオーダーメイド制作になるのです。我が家ではこの電動車椅子を検討中。。。
そして、お風呂も手すりと椅子を二つ、介護保険でレンタル。
ベッドも介護用ベッド。
本当に、色々な機械の力を借りて生活しています。
日を追うごとに色々な介助用の機械?が導入する度に、子ども達は
「なにこれ!?新しいマシーンだ!!」
と大興奮。
そして、入念に観察後、実際にパパが使うところを見る、見る、見る。
入浴用の介助用品の時にはお風呂中にのぞき見してきたくらいです。
そう、観察しながら、色々なマシーンを受け入れてきた子ども達に対して夫の言葉。
「パパは機械の身体になるんだ」
もちろん、銀河鉄道999を知らない子ども達はキョトンとしていたけど。
そう、機械の身体になってもいい。
生きて、子ども達の成長をみていければ。