こんばんは。
前回のお久しぶり投稿のつぶやきから、、、
病気で他界した夫が、ALSの確定診断の直後に、
次女の卒園式でタイムカプセルに託した手紙。
6年経ち、次女も小学校卒業。
卒園した保育園でタイムカプセルを開く時がやってきました。
実は、
次女は、というか、うちの子たちみんな、
なかなか小学校には行けない、繊細で凸凹のある子たち。
集団が苦手。。
なので、次女も小学校4年生以降は学校にはほとんど行ってません。
卒業と言っても、あまり実感がないのが本音なのかもしれない。
小学校卒業式の日。
卒業式も終わり、全校生徒も帰り、先生方が片付けをしている午後に、
私たち家族で、小学校へ行きました。
次女の在籍する支援クラスの教室に並べられた椅子。
在校生として、
長男(小4)末っ子(小2)が座り、
うちの子どもたちの担任の先生が見守る中、
校長先生から卒業証書をもらった次女。
まぁ、
実際には、場の変化に対応しきれず、
なかなか受け取れなかった卒業証書だけれど。
お世話になった小学校も卒業です。
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そのまま、
卒園した保育園へ…
タイムカプセルを開きに向かいます。
保育園は、やっぱり通い慣れた場所。
小学校とは違い、子どもたちもスムーズに園舎へ。
(次女を除き…)
長女(20才)が1歳の頃から通った保育園なので、
私は18年間、送迎した保育園…
お世話になった先生方に久しぶりに会えました。
何年経っても、変わらずタメ口で話せる笑
色々と話したかったけど、、
うちの子たちは、なかなか場に馴染めず…
同じ保育園卒の同級生の子どもたちに圧倒されてしまって。
久しぶりのお友達とも話せなかった…
卒園当時の担任の先生から、タイムカプセルの中に託した封筒をもらい。
他の子たちは、その場で開くものの…
次女は開かず。。
ひっそりとお持ち帰りになったタイムカプセル。
私だけが…
夫の手紙が気になるなぁとモヤモヤ…
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実は、
卒園式の3日後、次女の誕生日だったんです。
3/25産まれの次女。早産で産まれた子。
そして、翌日は私たちの結婚記念日。
帰宅後、
誕生日にタイムカプセルを開こうと話し…
数日遅れで開きました。
何が入ってたかって、、、
懐かしいな。
夫の手がこれから動かなくなるのがわかってたから。
動く間に、残したいなと思って、家族で作った手形アート。
子どもたちに書いた手紙。
当時の園だよりや、写真…
右手はほとんど使えなくなっていて、文字は書けなくなっていた。
動く左手のみで、無理にパソコンで書いてもらった
夫の手紙もありました。
夫の手紙は、、、
「パパは、次女の将来を心配してません。(パパの娘だからね)」
あー、そうだ。
そんな人だった、、、
最後には、
「6年後、パパは歩けなくなってるかもしれない。パパも頑張らないと」って。
うん。
頑張ってたよ。
ALSの確定診断の直後、
まだ病気の事をほとんどわかってない時に書いた手紙。
進行性とはわかってたけど、、、
まさか、ってくらい、進行が早かったね。
でも、
あなたの生き様は、
子どもたちにも伝わってます。
なんかね、なんだろ。
もっと、色々と書いてあるのかなって思ったけど。
夫の手紙はあっさり。
あー
でも、そうかぁ。
そんな人だった。
全ての運命も受け入れ、そこに対してベストを尽くす人。
日常の一日を、大げさにするでもなく、蔑ろにするでもなく。
日常は、感謝と共に積み上げていくもの。
そういう人。
なんだか、タイムカプセルの手紙を開き、
夫に触れて、少しホッとしました。
これからも、毎日は続き、日常の積み重ねが
未来をつくる。