四海を海に囲まれている日本では、豊かな水と同様に海のありがたさが実感されていないんだろうか。水に流してしまえば放射能もプラスチックゴミも、薄まって溶けて無くなるわけじゃないよね。

 日本の報道では全く見なかったんだけど。中国沖のタンカー衝突炎上による原油流出が深刻な情況だと海外メディアとネットでみて。

 アメリカの石油流出対策の専門家リチャード・スタイナー氏が「1週間にわたり爆発・炎上が続いた船体の損傷で、貨物倉や燃料油貯蔵タンクは無傷で残っているものはない。従ってコンデンセート(超軽質原油)と燃料のすべてが流出したと思われる」と海洋流出したコンデンセートの量としては史上最悪と指摘しているけど。

 ネットで屋久島の南西、宝島からの話だと、海岸に溢れた原油を消防団や島の人が処理しているそうだけど。コンセラートは無色か淡黄色で大変毒性が強いとか。



 ネットで騒がれて海保も乗り出すとだが。自衛隊の災害対策とかはどうなっているんだろうか。相撲協会の選挙や大麻所持逮捕は大々的にニュースの流れているけれどね。

 現地の方もあの美しい海でもう泳げない、魚も取れなくなると嘆いていたけど。自分も魚料理は好きだけど。未だに三陸魚や海産物になかなか手が出ない。これが鹿児島沖に及んだらと思うと・・

 水道水を外資に売るとか、海の汚染にも無関心な政府対応には不安は拭えないよ。エンゲル係数の檄高に、それは庶民の暮らしが良くなったからだって屁理屈も、よく言うなぁと思うが。

 人はなかなか身に起きなければ学ばないとは云え、海の無い国、水道水の飲めない国もある。沖縄の基地もそうだけど、私達が受けている水の恵や海の豊穣に余りに無関心じゃないかね。