ニカラグアのレオン市の郊外にある農園で、レオン大学の教授で医師のハビエルと自然医療仲間の佐田君とマテ茶を飲みながら話をしていた。
ニカラグアの北の珈琲農園の話で、そこはアメリカ資本の資産家が奴隷のように近隣の労働者を扱っていると。この時代では奴隷はいないことになっているようだけど、人身売買も含めてまだあるのは経験的に知っていても実態を目撃したことはなかった。
佐田君はそこへ行って自然医療を彼らに教えたいと願っていた。彼とはその後、母子のようにグアテマラ、メキシコと旅をしたんだけど頭脳明晰でいながら身体の弱い目の綺麗な青年で、音信も途絶えた今も気に掛かる。公務員の両親の元で育って一流国立大に進んだ彼は、きっと何処かで経験と信念を生かしてやっているだろうと思っている。
結局その珈琲農園への陸路は山賊だらけで海路しかなく、つてを捜してくれたハビエルも無理だと諦めた。
アフリカのガーナの奴隷海岸博物館も見たけど、現代にも奴隷はいるんだよね。性奴隷も含めてね。昔書いたネパールの少女人身売買も、アフリカの金鉱の少年奴隷も、先日海外ドラマでみた米国富裕層の養子縁組に名を借りた子供達の奴隷輸入も。もしかすると、今の日本も見えない鎖に繫がれているのかも知れない。
たぶん、自分のブログの読者さんも取りあえず生活を確保している、あるいは多少ゆとりのある方々だと思うんだけど、贔屓にしてくださるのは何がしかの共感があるからだとは思うの。
二つの記事を載せておきます。ネットでみた記事と動画です。全く別の世界の出来事で、自分にはかんけーないと思う方なら仕方が無いけど。何かを感じたらコメントくだされば幸いです。しばらく休みます。
☆リサ・クリスティン:現代奴隷の目撃写真