年も終わりなのでちょいと振り返りつつ、
咆えてみようかと思いますの。

多少下品な言葉が含まれますので、
良い子はまねしないようにねっ。

まったく個人的な意見なんで、
「なう」でもいいかと思ったのですが、
文字数のこともあってこっちに書いとこう。

政治系のことはしばらく書かなかったのです、
毎日の報道にうんざりする事もあってね。

何故、政権交代したのか・・
そこから改めて考えてみたの。

戦後60年も自民独裁政治が続いてきたのは、
別の意味で鎖国に近かったような気がする。

世界でも珍しい長期独裁政権だったんだね。

けれど上昇経済もあって、
米国から入ってきた民主政治、自由な表現、
先進的な家電やアメリカドリームに、
言論統制下の戦中を過ごした人は飛びついた。

テレビが来て洗濯機も来て、冷蔵庫も新しい、
中流意識を殆ど人が持っていた時代。
終身雇用制は磐石で戦争もなく平和な日本。

小さい頃にアメリカのホームドラマ、
「パパは何でも知っている」とか観ちゃって、
何てパパは民主的で正しいんだろう、
キッチンも広くって子供部屋も其々あるなんて、
すごいなぁと憧れたりもしたねん。

戦争の記憶は酷くそれから目を逸らして、
明るいナショナルの世界へと向かっていって、

疑いもなくお上に任せて、
生活向上委員会の一員として先進文化に、
突っ込んでいったのでやす。

そんな中で徐々におかしいぞと人は思い出す。
バブル景気で壊れたしまった物は多いいような。

時代の表層の、
流れの速い川の底にあったものが勢いに伴って、
流れ去ってしまうように、人の誇りや恥の気持ち、
弱きものへの共感や思い遣りの心・・

金という紙切れを集めることが成功で、
実体のないマネーゲームに奔走して、
負けちゃいけないとなりふり構わぬ競争が、

弾けてみればそこは焼け野原みたいな。

政治は澱んだヘドロ沼のように、
見えないとこで有毒ガスが蔓延して匂っていた。

国が弱ると強いリーダーを求めるのであって、
小泉氏が総理になると、
庶民はもう一度経済発展して以前より豊かな生活が、
開けるのでは期待したのだね。

その結果、ますます米国頼りの属国化が進み、
にっちもさっちも行かぬとこで放り出されたの。

賄賂と談合と密室のごまかし政治は、
いくらマスメエィアを使って目を逸らしても、
天網恢恢祖にして漏らさず、なのよね。

そこでついに政権交代が起こったのよね。
期待した人は多かったってことでやすの。

官僚政治も天下りも、箱物行政も密室政治も、
改善されて下に厚い福祉や、
地方の生き生きした活性化やオープンな政治。

それはね、確かに60年分のガスが溜まってるんだから、そう簡単には変えられないんだよね。
急いで結論だけを成果だけを求めてはいけない。

スローライフを志向してゆっくりであっても、
日本人が自国の歴史を振り返りつつ、
文化と誇りを取り戻せるような、

まっとうに誠実に働く者が、
笑って過ごせるような時代が少しづつ開けて行くと、
人は願ったんじゃないだろうか・・

少なくともこれで少しは変わっていくと、
私は思っていたんだよね~単純な町の婆さんはね;

とんでもねぇ~べらぼうな世の中になっちまってる。
おいっおいっ、
幾らなんでもこの有様はねぇだろうよっ。

米国が守ってくれるなんて幻想だぁな。
金づるとしか思っちゃいないだろうよ。

脅せば出てくる金蔵か、
言うこと聞く手なずけた犬っころ程度だろう。

核廃絶だとか善人面してねぇですぐ戦争やめたれぇ。
誰もあんたが世界の正義だなんて、
思っちゃいないんだぃ。でもブッシュよりは多少マシか;

中国は毎年10万の人間送り込んで来て、
水源地の山林から地方を買い漁ってるんだぜっ。

ロシアも漁夫の利を狙って牙を砥いでんだぜっ、
プ-チンは手強い相手だろうよっ。

算盤の出来る奴なら子供でも判る、
貰う金より使う分が多けりゃ借金膨らむのよ。
日本経済なんて破れた障子だぁね。

それなのに、あぁそれなのにそれなのに~
もう下衆の集まりのような幕閣さま達。
国会中継なんて吐き気がするってもんだぁね。

こんな輩に大事な政事を任せてると思うと、
涙がちょちょ切れるのでやすの。

と、咆えたんですが・・・
それはね~
全て自惚れ鏡のように自分だけは綺麗なんじゃないの。

それを容認しているのはまさに民草なんでやす。
街頭インタビューとか見てると、
メディアの編集と割り引いてもお気楽でやすの。

もうリセットして、
もう一度始めたいゲームのような気もしますの。
でも人生はリセットの効かないロープレだからね;

仙菅体制には、はやくとどめをささんとあかん。
下品な都知事に文化を壊されんようにせなかん。

もう先が目前のあたしでやすから言っちまうけど、
もう遅いかもと思いつつも、
民草意識の変革を希望するのですねん。

この時代を共有して、
多少でも共感する人達と情報を交わしながら、
時代を担う若い人達に、
切り開く方向を求めて欲しいと願うのね。

一日働く喜びや、家族友人近所の人の笑顔を、
心から喜べるようなね・・

機嫌が悪いから咆えましたが、まだたらんの。

このぶんだと来年からブログ内容が変わるんかぃ。
咆える婆ぁのべらぼうめブログ、とか・・

年の瀬にあたり、今年一年のご愛顧を感謝いたします。口は悪いけど根は優しい年寄りですんで。

来年もよろしここでございますm(u_u)m