放送大学って番組があるのね。

見かけるとなかなか興味深いテーマなんで、
ついチャンネルを回すのよね。

今はコントローラーって言うんだろうが、
婆さんにとってはチャンネルは回すなのよ。

最近はこのチャンネル状のスイッチは、
安いオーブントースターとか調理用ガスコンロ位しか、
あんまり見かけやせんが・・

うちではこのコントローラーをMANDOって、
呼んでますの。
これはスペインゴで送るって意味でやすのね。
電波を送ってるって感じが出てるよね。

ちょっとマンドとって、とかね。

それで話は放送大学なんでやすが、
内容はすごく興味深く学者の先生方の研究には、
敬意を払うもんなんでやす。

宇宙の話から考古学、バイオテクノロジーに、
自然科学とか比較人類学とかね幅広いの。

でもね、もう長い経文を聞かされてるように辛抱がいるの。足が痺れるように頭が痺れちゃうのね;

あたしの頭の難解熟語フル体制でも、
おりょっ、と引っかかっちゃうような、

理解できない用語がさらっと出てきちゃって、
これわぁ~あの意味だろうか・・と思考停止。

先生方は大変御明晰で研究者としても優れた方々なんだと思うのです。理解しない自分が浅学なだけなんだけど。

こういう方の授業やセミナーを大学で受けたいとは、
どうも思えないのよね~:
今も普通の大学では、こういう授業が行われてるんだろうか;

自分は実践的講義が多かった映画学科だったせいか、
教授達も現場の人も多くって、
演出の時間なんかわくわくしたもんなのね。

いきなりそこの二人前に出てきなさい。
お前たちは夫婦でボーナス出た、
妻はミンクのコートが欲しい、夫は犬が飼いたい、
今から10分、はいっ、スタート!だもんね~♪

まぁ科学とか光学とか電気学は退屈だったけど。

失礼ながら三十年前と変わらず先生達には、
サービス精神と伝えたいという努力が、
多分に欠けているんじゃないかと。
立派な研究がもったいない事だとも思ったりするの。

教授が資料見ながらぼそぼそ話してるだけってのも、能が無いような・・

だから池上氏の判るなんとかみたいな番組がはやる。
サービス過剰だわとか、こんな事は常識じゃねぇとか、
思いながらも画像や楽しげな口調につい観るのよね。

白熱教室とまでいかないまでもせめて、
活舌のよいサポート女性でもつけるとか、画像やサイドストーリとか、いくらでも楽しく出来るはずなのにね。

伝える力っていうと大げさだけどね、
あたしも微弱発信ではあっても自己満足だけに陥らぬよう、伝える力を磨きたいという野望だけは、
一応持ってるんだよね。

判りやすくないと内容があったとして(たいしてないでやすが)伝わらないようでね・・

それは受けとめる力と同じように共感を共有するのには、大事なことのように思うのだけど。

それも養育なんだろうかと・・思いつつ、
梅肉入り番茶を飲んでお茶を濁すのでありやす・・