「学校に行きたくない」高2の娘に、どう対応したら?【思春期の子育て】 | 保健師が、思春期ママの”楽に・楽しく、幸せに”を応援!~思春期作戦会議!

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保健師を20年余りしていました。
思春期真っ只中の娘(高3・中3)のママです。

思春期・更年期って大変!
でも、コツをつかめば、楽に・楽しく、幸せになる!

この時期に、子どもと「お互いを大切にできる関係」を築きましょう!

高校2年生の娘T。
ここ数日間、
学校を休みたいと言っています。

元気はありませんが
熱もありません。

担任の先生に聞くと、
学校では友達と楽しそうに、
いつもと同じように過ごしているとのこと。
部活にも行っているようです。

本人に聞いても、
学校に行きたくない理由については話しません。
いじめではないと言っています。

大学入試は
総合型選抜(旧AO入試)での
受験を希望しています。
その為に、この高校に入学しました。
欠席日数は一日でも少ない方が有利と聞きます。

なので、娘と話をして、
私が出勤時に学校まで送っていくことにしました。
学校に行ったら帰ってくることはありません。

校舎へ向かって
トボトボと歩く娘の後ろ姿を見ると、
ほっとすると同時に、
このまま行かせていいのかと不安になります。

Tは、小さい頃から
頑張りや。
勉強もよくできます。

体調が少しくらい悪くても、
学校を休むことはありませんでした。
部活も朝練は欠かさず、
1年生の頃から試合にも出場し
結果を出してきました。

部活はここから2年生が中心です。
先日、副部長にさせてもらい、
いい経験ができるチャンスです。

やり遂げたら、
本人の自信にもなるし、
大学や就職の面接にも
有利なはず。

なんとか乗り越えて欲しいと思っています。

 

 


 


Tさんは
人一倍、「学校に行く」ということ、
そして、
部活をやり遂げること、
担っている役割を果たすことを
大切にしていることが伝わってきます。

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「学校に行くこと」が、
自分にとっても、
家族にとっても、
いいことなんだ。

今、休むとせっかく
今まで目標にして
頑張ってきた
部活での活躍も
入試も遠のいてしまう。

ここさえ乗り越えれば、
なんとかやっていける。

お母さんから、
お父さんから、
そして、自分自身から、
励ましてもらえば、
登校できる。

乗り越えられる。

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そうやって、

学校に行きながら
乗り越える

そんな方も
いらっしゃいます。



医師で臨床心理士の
田中茂樹氏は・・・

不登校という形で、
生き方の軌道修正に取り組むことは、
将来起こりうる大きな問題を
(うつ病や自殺も含めて)
予防することにつながる。

困難への
適応的な対処方法を
習得できる。

行き詰まったときには
休んでいい、

周囲の人に話を聞いてもらったり
支援をしてもらって
状況を改善させられる、

そう学ぶことができる。

田中茂樹著:去られるためにそこにいる

 

Tさんは、今、
人生に何度もない、
とっても大切な時期です。

田中先生の言葉も
頭にいれつつ、
今後について、
Tさん、
ご家族、
先生、
信頼できる人等と
作戦会議をしてみてください。

作戦会議は
何度も繰り返してください。


決して
一人で悩まないように。



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