そして僕は無事に、
黄泉の国で、元康様達に
再会する事が出来たんだ。
黄泉への入り口を再び開き、
あの時からかなり日も経っていた
事もあり、もう合戦の音も聞こえず
静かなものだった。
そして、黄泉の国に到着して直ぐ
僕は法力で持って来た勾玉から
神のご加護を受けた鳥達は
暗い黄泉の国の空に光を放ち
自分たちの周りを
青空にしながら飛んだ。
僕はその鳥達を頼りに
そうだ。
田鶴さんが
元康様に言っていただろ。
ですが、いくらこの所業が
だから、僕は黄泉の奥深く
だが進んでいくうちに、
鳥達の光が下には届かず
漆黒の闇に包まれて、とうとう
僕の足元すら見えなくなって
これはもうどっちを向いて
歩いたら良いのかと
困り果てていたら、鳥達が僕の所に
舞い降りて来てくれてね。
すると、たちまち僕の周囲だけ
まぁ、良かったわ!
聞いてるだけで
怖くなっちゃった!
そうか。
怖かったらこっちへおいで。
もう食事も終わったし、
うん。そうする!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240516/21/momo9479/2f/bf/j/o1080149515439595501.jpg?caw=800)
と言うと、SAKURAは直ぐ
春馬に抱きついた。
辺りが昼間のように明るくなって
薄気味の悪いものが
ああ言うのを魑魅魍魎って
言うのかもしれないな。
え〜っ!
だけど奴らは、僕を包む
鳥達が放つ昼間の光の中には
入って来られないようで、
みんな僕を遠巻きに見ていたよ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240516/21/momo9479/95/0c/j/o0577035215439595464.jpg?caw=800)
そう、、本当に良かった!
でも魑魅魍魎の中で、
1人くらいチャレンジャーな
物怪は居なかったの?
だから、
私がもし物怪だったら、、
何?この光?
手を入れてみようかな?
そうだな。
でもそんなに可愛い物怪なら、、
自分に抱きついている
SAKURAに優しくキスをした。
ウフフ!
それが良いわ!
大賛成!